★イラク特別委員会議事録 H16.10.28

★イラク特別委員会議事録 H16.10.28

○船田委員長 
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小泉俊明君。

●小泉俊明 
民主党の小泉俊明でございます。
質問に先立ちまして、台風、地震により亡くなられた皆様方に心より哀悼の意を表するとともに、
被害を受けられた皆様方に対しては原状回復のために全力を尽くすことをお誓い申し上げ、
質問に入らせていただきたいと思います。

まず、イラクでの日本人人質事件についてであります。

報道によりますと、昨日、香田さんがアルカイダ聖戦団に拘束をされた。
犯人グループのこのひきょうな手口に対しては激しい憤りを禁じ得ません。
香田さんや御家族の心中を察すると、いたたまれない思いであります。

自衛隊の派遣により、かかる事態を招いた小泉政権の責任は私は重いと思いますが、
民主党として、人質の救出を第一義とする観点から、現時点において緊急事態に対応するため、
それぞれが収集した情報の交換や共有など、与野党を超えて政府に全面的に協力する
用意があることを、質問に先立って表明しておきたいと思います。

それでは、この人質事件に対して現在どのような対応をとっているか。
今、御報告をいただきました。

この中で、先ほど、各国首脳と電話会談を町村外務大臣が行った。
またアラブ、欧米のアルジャジーラ等のメディアに出ましてそれでメッセージを伝えましたと。

この電話会談何を協力要請し、各国首脳からどういう協力をいただくことになったのか。
また、メディアに登場した後、これに対するどのような反応があったのか。

町村外務大臣にお尋ねいたします。

○町村国務大臣 
まず、今、小泉委員から、民主党としても全面的に事態の解決に協力したいという
力強い御発言をいただいたことを心から感謝申し上げます。

その上で、私が昨日行いました、まず先方首脳への働きかけでございます。
イラクの大統領、外務大臣、あるいは米国そしてイギリスの外務大臣、国務長官でございます。
それぞれ若干の違いはありますが基本的にはまず、全面的に協力的な情報の提供をお願いしたい。

そして、その上でさらに、具体の人質解放に向けての、我々も努力をしているけれども、
皆さん方も何らかの力をかしていただけるか、あるいは御支援をいただけるかと。

特に、何といってもイラクが現地でございますので、イラク政府ですね。

これが基本的に、人質をとった犯人グループと対立関係にある人たちですから、
そう簡単に話し合いができるという関係に少なくとも表面上はないのかもしれませんが、
それでもやはり、イラクで起きていることですので、現地政府としてのしっかりとした対応を
お願いしたいということを申し上げました。それぞれ、力いっぱい最大限のことをやりたい、
こういう御返事をいただいたところでございます。

特にイラクでは我が方大使が大使館におりますので、その方と、
今のイラク政府のコンタクトパーソンがいるそうでございますから、
そこと密接に連絡をとり合っているという状態だと聞いております。

それからメディアでありますけれども、アルジャジーラ、CNN、AP何とかというところとか、
あるいはロイターに出ましてこちらの声明を読み上げ、さらに若干のインタビューがありました。

これで、その後どういう具体の、特に犯人側からの何らかのリアクションがあったかといえば、
それははっきりしたことは言えませんけれども、少なくとも現地での報道というものは、相当、
私のつたない英語が流れたようでございますから、そういう意味ではかなり先方側にも、
私ども日本政府が考えていること、あるいは人質にとられた御家族の深い悲しみというもの、
あるいは早く解放してもらいたい、そういうメッセージは広範にかつ正確に伝わった、
このように考えております。

●小泉俊明 
政府は、4月にも日本人人質事件があったわけでありますが、そのとき以降、
退避勧告以外に予防のための十分な措置をとってこなかったことも今回の人質事件が起きた
一つの大きな原因だと私は思っているわけでありますが、この点については、外務大臣、
いかがでございましょうか。

○町村国務大臣  
事前にどういう努力をしてきたのかというお尋ねでございます。

まず、香田さん御本人については10月20日の時点で、本人がイラクに入ったのではないかと
いう情報を入手したものですから、外務省の方からお父さんに対しまして、
香田さんがイラクに滞在している可能性があるので、ぜひ連絡をとって、
できるだけ早く退避するように説得をしてもらいたい、
話をしてもらいたいというお願いをいたしました。

結果的には、連絡がなかったものですから、これは空振りに終わりました。

さらに、イラク全土に対しての退避勧告もやっているわけでございますが、
周辺国、例えばヨルダンでありますとかそういう国々でも、
特に日本人がかなり宿泊するようなホテル等がある程度集中しておりますので、
そういうホテルにも危険情報の張り出しをしたり、あるいはホテル関係者に、
日本人が来たらばぜひ入らないように話してもらいたい、そんな依頼もしております。

そんなこともあってか、実際に香田氏がホテルで話をして、ホテルの人も話をしてくれた、
あるいはホテルに泊まっている他の日本人も説得をしてくれたということのようでございますが、
それらがいずれも余り功を奏さなかったというのも、結果的には、残念ながら事実でございます。

私どもとしては、既に62回基本的にはもう退避勧告というのを出してあるわけでございます。
62回スポット情報を流して、入らないようにということを言っているわけでございますけれども、
どこまで効果があったかということは、それは決して十分ではなかったかもしれませんけれども、
考えられるあらゆるインターネットに載せる、あるいは旅行会社にそういった情報を流す等々、
さまざまなルート、メディアを通じての広報活動は行っているつもりでございます。

●小泉俊明 
大臣、現地は実際には戦闘行為、戦争状態がまだまだ続いているわけであります。
私は、退避勧告というレベルのものではなく、イラクへの入国禁止や渡航禁止という
強いメッセージを政府としてきちっと出すべきだと思います。

それを大臣に御指摘しておきたいと思います。
また、今回のサマワでは、アルカイダが初めて日本を標的にしたわけであります。

今までの事態とこの人質事件をきっかけに、実は質的に大きな転換が来たと認識をしています。
サマワでは、去る22日に、自衛隊の基地内にロケット弾が着弾しています。

これは信管が抜いてあったために不発弾だったわけでありますが、これは、
いつでも信管をつければ自衛隊の基地を攻撃できるというメッセージでありますし、
これから自衛隊が本格的に攻撃対象になる可能性が高まってきたと私は思うわけであります。

この点につきましては、外務大臣、いかがでございましょうか。

○町村国務大臣  
先ほど大野大臣の方からも、サマワの状況あるいは不発弾が着弾したという
状況についての御報告をいたしたわけでございます。

どういう動機でああいう信管を抜いた砲弾が着弾したかという状況については、
今いろいろ調べております。

那辺にその真意がありや、必ずしも、正直言ってよくわかりません。
わかりませんけれども、できる限りの情報収集に今努めているという状況でございます。

いずれにしても、私どもとしては、現地情勢、最大の注意を払いながら、
安全に人道復興支援活動ができるように努力をしているところでございます。

●小泉俊明 
次の質問に移らせていただきたいと思います。
次は、質問通告にありますように、総理、官房長官初め、官邸の危機意識についてであります。
私は、当選以来の四年半で、二十六回、十六人の総理大臣、大臣また日銀総裁に
予算委員会や財務金融その他の委員会で質問させていただきました。

ここでわかりましたのが、総理大臣や大臣たちの現状認識が狂っている、このために危機認識が、
危機意識が足りないということが、この日本の政治の最大の問題だということを感じております。

その端的な例が、実はこの前の新潟地震のときの総理や官房長官、官房副長官の対応であります。
この危機意識は今回のイラクの問題に対しても非常に大きなものですので、お尋ね申し上げます。

まず、23日17時56分に新潟地震が発生しました。
映画祭に出席していた小泉総理は、あいさつを終えて着席後
すぐに18時6分に秘書官が地震のメモを入れました。

18時15分、会場を出ましたが、車の中でテレビや電話などで報告を受けました。

その後また映画館に移動。映画館では、総理は車が3台埋まった、
けが人が何人出たなど、情報が入るたびに秘書官がメモを手渡していたそうであります。

そして18時40分ごろ、3回目の地震発生や上越新幹線が脱線したとの情報が伝えられました。

ただ、間もなくあいさつが始まるというメッセージが流れたためにその場にとどまり、
18時50分からあいさつが始まり19時8分に総理は会場を後にし、仮公邸に向かいました。

そして地震発生後24時間以上もたった24日の夜になって初めて
総理は官邸に入ったわけであります。

この地震はきのうの段階でありますが、死者31名、避難10万人、負傷者数千名、
いまだにライフラインも復旧しないという大惨事であります。

また官房長官も3人の官房副長官も地震発生当日の23日にはだれも官邸に姿を見せなかった。

地震発生後14時間以上たった24日8時37分に、官房長官が初めて官邸に入ったわけであります。
これは、総理と官房長官そして3人の官房副長官、なぜ直ちに官邸に入らなかったんでしょうか。

これは杉浦官房副長官かな、お願いします。

○杉浦内閣官房副長官 
お答えする前に、民主党の、このたびの地震、
打ち続く台風被害に対する御対応について敬意を表し、感謝申し上げたいと思います。

岡田党首を先頭にされまして月曜日には被災地を視察されまして、
党首初め皆さん、官邸にもお見えいただきました。

ほかの人たちが所用で私が対応させていただいたんですが、詳細な御報告を聞き、要望を伺い、
補正が必要ならばこの臨時国会で上げるからというお励ましもいただいたわけでございます。

党派を超えて対応しようという強いメッセージをいただきまして、感謝した次第でございます。
まずもって敬意を表し、感謝したいと思います。

お尋ねの点ですが、御批判があることは承知はしてますが私どもは適切であったと考えます。
というのは、順次御説明申し上げますが、第一に、地震が発生したのは夕方であります。
暗うございました。

しかも、六強前後の地震が3度にわたって1時間、最初は5時56分ですか、
3回目は7時ごろというふうに連続して発生したわけであります。
第一報は全員に、総理、官房長官、私どもに入りました。

そして、総理は直ちに、6時6分ですか、第一報を聞きまして、
防災担当村田大臣及び内閣危機管理監等に対しまして、
秘書官を通じまして、情報収集をしっかりしろ、対応に万全を期せという指示をしたわけです。

村田大臣は、それを受けまして、6時55分に官邸に入っております。

緊急参集チーム、これはコアチームは主要省庁、警察庁、防衛庁、国土交通省等の局長、局長級、
内閣の危機管理監、危機管理担当補佐官補等十数名でありますが、招集いたしまして、
このチームは六時半ごろ官邸に集結して、直ちに情報収集に入ったわけでございます。

総理が会場であいさつを終え出て車に乗られたのは緊急連絡用の装備が整ってますので、
中にいて携帯を使うよりもそこへ入った方がいいという判断で総理車へ戻られたわけであります。

それで、村田防災担当大臣を中心にして本格協議が始まったのは7時からでありますが、
その報告を受けまして、総理がまず情報先遣チームの派遣を指示したわけであります。
これは8時過ぎでございます。

直ちに政府職員が10名、自衛隊のヘリで新潟へ飛びまして県庁に入って情報収集をしたわけです。

その報告が11時前に官邸に入り村田大臣と緊急参集チームで検討し、総理に報告をいたしまして、
被害が多そうだ、大きそうだということで総理から政府調査団を派遣しろという指示をしました。

これは11時9分でございます。

翌朝7時50分、総理は非常災害対策本部の設置を指示し、村田大臣えお団長とする政府調査団が、
7時50分、新潟へ飛んだという経緯でございます。

官房長官、私どもも、第一報が入りました。
待機をいたしました。

村田大臣が先頭に立ってやっておられるという状況は伺っておりました。

非常に被害が大きい、甚大だというのを翌朝聞きまして、官房長官は8時40分ごろですか、
私どもはおくれましたが、官邸に入りまして、その後、官房長官を先頭にいたしまして、
政府・与党関係、それから内閣の調整等をやらせていただいたわけでございます。

そういった経過でございますので、夜中に起こったことですし、
状況の把握にちょっと時間がかかったということで、官邸に参集したのは、
総理は明くる日の夜の災害対策本部会議でありますが、
それには政府調査団で行った大臣、国土交通大臣、防災大臣も参加しましたが、
そこが初めてでありますが、対応としては決して不適切ではなかった、
適切であったというふうに思っておる次第でございます。

●小泉俊明 
お答えの中に官房長官は翌朝、被害が大きいというのを聞いたと言っていますね。
何言っているんですか。テレビ見ればわかるじゃないですか、夜のうちに。

また、官房副長官も似たようなことを言っていますけれども、
これは私は、明らかに危機意識が足りないと思いますよ。

危機に強いことが私はトップの最大の条件だと思っています。
危機においてこそ、その人物の本質が出るんですよ。
危機において逃げるような政治家は、総理も官房長官も失格だと思いますよ。
十分にそれを認識してください。
今の答えはおかしいですよ。

それでは、今答弁が大分長かったものですから時間がなくなってまいりましたので、
次に、自衛隊の国民の信頼確保と災害出動ということについてお尋ねいたします。
自衛隊の任務は、大きく言いますと三つであります。

まずは国土防衛、防衛出動。
二つ目が災害出動。
三つ目が今国際貢献ということになっています。

しかし実際には、日本は幸いなことに59年間、防衛出動、それはなかったわけでありますね。

ところが、国際貢献、これを見てみますと1992年、PKO協力法、
カンボジア、ルワンダ、ゴラン高原などに出ました。
99年には周辺事態法が制定されました。

また2001年、テロ特措法でインド洋での補給活動を今しております。
あと2003年、イラク特措法でイラク・サマワに出ているわけであります。
海外でこれだけ活動しているんですね。
先ほど防衛庁長官は報告の中で、国際的には高い評価を得ているというお話をされました。

しかし、日本の国民はこれだけ海外で自衛隊が活動しているのに
評価や信頼が私は高まっているとは思いません。

これはなぜかといいますと、国際貢献も確かに大切ではありますが、
その前に、国内での自国民への貢献をしないのは、

やはり国民がこれはおかしいと思っているからだと思うんですね。姿がなかなか見えない。

これから自衛隊が内外ともにもっと活躍していくためには、
私は国民の自衛隊に対する信頼を高めることが一番大切だと思っています。

そこで、自衛隊がより国民の信頼を得るために、私は国内における今回の災害のような災害出動が
極めて重要なポイントだと思っておりますが、防衛庁長官、いかがでしょうか。

○大野国務大臣 
全く同感でございます。
まず、国際的に高い評価を得ている、このことはもう事実でございますし、
特に今回、ことしの末までに防衛大綱、見直しをするわけでありますけれども、
その中でも、安全保障と防衛力に関する懇談会の報告書では、
国際活動というものを本来任務にまでレベルアップしたらどうか、
こういう助言、示唆もあります。

世界の平和は日本の平和だ、こういう認識が必要な時期に来ているのかもしれません。
これは今後検討していって、きちっとした格付、位置づけにしなきゃいけないと思います。

それから次に、今御指摘の、国内ではどうか。
縁の下の力持ちでしっかり頑張っているわけでありますけれども、
やはり私は、災害救助というのは、御存じのとおり主たる任務にはなっております。

主たる任務ではありますけれども必要に応じ、公共秩序の維持に当たるという位置づけです。

本来任務でありますけれども、防衛という主たる任務に比べて、
従たる任務という位置づけになっております。

これは、やはり災害というのは、地方公共団体とかあるいは消防庁とか、いろいろな関係省庁、
地方公共団体とお互いに連携、調整しながらやっていくものである。
我々は、自衛隊にできるものは何でもやっていこう、こういう気持ちでおります。

そのことは、法律ですと83条だと思いますけれどもその中に、主体的に動いていくところもある、
それから、近辺、近傍においては、いろいろなことが起これば直ちにやりなさい、
こういうふうに書いてありますので、大変ありがたいお言葉ではありますけれども、
そういう全体の調整の中で処理していくべきだと思っております。

●小泉俊明 
しかしこの前の台風22号、23号そしてまた今回の地震、ライフラインと道路が寸断され、
動けるのは現実には自衛隊しかないわけであります。

こういうときに自衛隊がその活動を、姿を示さなければ、
私は本当の意味で国民の信頼は高まらないと思っているわけであります。

その点につきまして、この前の舞鶴のバスの水没事故についてちょっとお伺いいたしますが、
20日の夕方、由良川で、御案内のように堤防決壊によってバスが水没しました。

60代から70代の方たちが一晩ずっとバスの屋根の上で、
なおかつ深夜にはへその上まで水が来たそうであります。

これは奇跡的に助かったんですが、報道によりますと、
一番最初に家族に連絡が入ったのは20日の午後5時45分だそうであります。

そして20日の午後9時4分に舞鶴市消防本部に連絡が入り20日午後9時25分、
舞鶴市から海上自衛隊に援助要請が出ました。

翌日の6時10分、ヘリが到着し、日の出とともに救助に着手、
全員救出されたのが翌日の21日午前8時48分であります。

なぜ自衛隊への通報があってから10時間以上もこれは放置されてしまったのか。
自衛隊の全能力をもってしても、本当に救助は不可能だったんでしょうか。

地元でいろいろな方と話しましたが国民のだれもがこれは疑問を持っているところであります。
防衛庁長官、この点についてはいかがでしょうか。

○大野国務大臣  
まず、自衛隊、もう少しプレゼンスの面で表へ立って頑張れ、
こういった点につきまして申し上げたいと思います。
今回の災害におきましても、単に東部だけじゃなくて東北からも、
それから中部方面からも応援態勢をしいていますし、全国的に待機姿勢をとっている。

それから、炊事とかおふろとか、そういう面でもきちっと対応していることは
御認識、御理解いただきたいと思います。

ただいまの件ですけれども、やや詳細に御説明しなければいけないのかなと思いますが、
10月20日22時15分、京都府知事からの要請を受け22時40分に海上自衛隊舞鶴警備隊の人員20名、
車両4両、救助艇2隻が現地へ向け出発、23時27分、現地に到着いたしております。
被災したバスまでの距離が、その時点で約2キロでございました。

救助艇による救助活動を開始しておりますけれども、
台風23号の影響によって濁流、1時間当たり約27キロメートルだそうでございますが、
この濁流のために救助艇がバスに接近できない、こういう事情がありました。

それから、救助のために迂回路を調査したが適当な迂回路が見当たらない、
こういうことで、救助艇による救助が困難な状況が続いていた、こういう状況でございます。

それからヘリコプターですけれども、ヘリコプターは救助の可能性をあわせて検討してます。
検討いたしましたが、台風23号の影響によって極めて強い風が吹いている。
最大風速約23メートルということでありました。
雨といった悪天候により、ヘリコプターの飛行及び被災者の安全を確保した上での
救助活動が困難な状態が続いていたということは御理解いただきたいと思います。

21日5時48分、天候が一時回復したことから、ヘリコプターを2機離陸させております。
そこで、六時十二分から救助を開始するということになりました。

水流がやや落ちついたことから、6時30分、救助艇による救助活動を開始し、
乗客の救助を行ったところでございます。

●小泉俊明 
これは、確かに水流は強かったと思います。
しかし、60代、78歳ですよ、最高齢の方は。
あのバスの上で、つかむものもなくいられたわけでしょう、37名が。

本当に自衛隊の持っている全装備、全能力を発揮すれば、私は十分救助ができたと思います。
またヘリコプターとおっしゃっていますが、その風速で敵が来た時はヘリは飛ばないんですか。

やはり私は、これからは災害救助というものも大きな一つの自衛隊のプレゼンスでありますので、
夜間訓練も含めて、救助訓練も十分実行していただくことをお願いいたします。

また最後に時間がありませんのでお願いを申し上げますが実は、新潟で食料もなく、毛布もなく、
非常に飢えと寒さに苦しんでいる方が2日、3日たってもいるわけであります。

このときに、各地方自治体は、実は電話をかけて小千谷市の市長とかに聞いているんです。
何が欲しいですか、水と食料と毛布くれと。

それで、みんな積み込んで行こうと思ったんですが、
道路が寸断されておりますし、行けないわけであります。

ですから、一番いいのは、陸上自衛隊とか航空自衛隊の基地に地方自治体の救援物資を集めて
それを搬送していくということが、それで数十機の大型ヘリコプターを飛ばせばこういった
事態はないと思うのでこの点、防衛庁長官、御協力いただけることをお答えいただけますか。

○大野国務大臣  
食料とかおふろ、それから温かい食事をお届けしたいということで
炊事車を配備しておりますけれども、物資につきまして申し上げます。

物資をどういうふうに配っていくか、
これは大変地方公共団体と相談していかなきゃいけない。

むしろ地方公共団体で、ここへ持っていってくれ、
あっちへ持っていってくれ、こういう話になっております。

そういう情報連絡を密にしてやったつもりでございますけれども、なお反省点があれば、
次回に備えて最終的に検討させていただきたい、このように思います。

●小泉俊明 
終わります。

 

プロフィール


小泉としあき
前衆議院議員
取手事務所
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