
■首都:オノグール■紋章:黒竜
■政体:専制君主
■首長:カルマーン2世
■宗教:聖神信仰・幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・西方語・マジャール語
■人口:約690万/人間4:獣人2:妖精1:聖霊1:その他2
■軍事:約7万
■主産業:農業、漁業、牧畜
■主資源:鉄、亜炭、ライ麦、葡萄、蜂蜜、馬、革
■月道:無し
〇皇家は黒影竜アーテルの加護を受ける。
およそ三百年以上前、前マヴァール帝国の末期。王位継承のもつれから戦乱の最中にあった一帯に一人の男が現れる。
「黒竜の化身」と名乗るその男(後の初代国王ジスタート)は七つの異なる部族を従えてこの地を切り取ってゆく、忠誠の証として部族につき一人ずつ、武勇に長ける女性を自らに差し出すよう命じた。
こうして男の妻となった女性たちは男から『竜具』という特殊な武器を与えられ、これ以降『戦姫』を名乗って戦乱の平定とマヴァール統一に貢献した。最後に前マヴァール帝国の血を引く姫を正妃に据えマヴァール帝国ジスタート朝は起こった……と、建国神話では言い伝えられている。
国内に選帝侯にあたる「竜具」を奉じる七侯国をもつ西方中央に割拠する帝国。氷雪に厚いが豊かな国土と強悍な兵を備える。78州の版図のうち、43州を直轄する皇帝領と、5州を封ぜられる、7つの公国との連合帝国の体裁を成す。皇帝領の州には、知事と軍司令官が代官として存在する。
■その他の地勢・伝承
・七公国と七戦姫
建国帝ジスタートの征旅に従い、竜具を扱った7人の戦姫の一族たちに与えられた国。皇帝領と連合する。5州をもって1公国を成し、公国の君主は国公と呼ばれる。竜具の使い手はそれぞれの一族の女性に限られ(末端の末端でも血が入っていれば選ばれる可能性あり)戦姫に選ばれた者は国公に次ぐ地位と軍将(将官の才あるもの)か皇帝守護(将官の才ないもの)の職を与えられる。
※今世は竜具の使い手たる戦姫は10代半ばから20代半ばまでと、珍しくほぼ同世代でまとまっている。
・黒羊(カーラヒルプ)
降魔の斬輝「風」アリファールを奉ずる。帝国の北西、オルテとエールシュタットと国境を接する西方唯一の夜叉族(ヤクシャ)の国。公都はライトメリッツ。
・銀狼(サインボルフ)
破邪の尖角「氷」ラヴィアスを奉ずる。帝国の北方、ボヘミア湖を挟んでオルテと対する獣人族(ザウリア)の国。公都はオルミュッツ。

一般衣装イメージ
・竜牙(ドルグレイヤ)
退魔の祓甲「光」ザートを奉ずる。帝国の北東、ヤゲロー大公国と国境を接する竜人族(ドラゴネット)の国。公都はポリーシャ 。
・赤熊(ポイロスメドヴェ)
崩呪の弦武「鋼」ムマを奉ずる。帝国の東、高原地帯に広がるルーシ同盟と国境を接する小人族(ピュグマイオス)の国。 公都はブレスト。
・虎翼(ティグラネット)
討鬼の双刃「炎」バルグレンを奉ずる。帝国の西、アドリア海に面しエールシュタットと神聖レーアと国境を接する精霊族(フェム)の国。公都はレグニーツァ。
・銅雀(スパルコーア)
砕禍の閃霆「雷」ヴァリツァイフを奉ずる。帝国の南西、アドリア海に面しアテネスと神聖レーアと国境を接する翼人族(ラウカージュ)の国。公都はルヴーシュ。
・金鴉(アルトクリーフ)
封妖の裂空「空」エザンディスを奉じる。帝国の南、アテネスと国境を接する妖精族(ル・フェイ)の国。公都はオステローデ。
・選帝侯
各公国の国公は次期皇帝を選出する選帝公の資格を有し、4人以上の選帝公の支持なくしては帝位に就くことはできない。国公の下には、国政を輔弼する国相(メシュテル)が存在する場合もある。封建諸侯として、公国の内政自治権、徴税権、徴兵権、司法権、立法権を与えられるが、帝国の宰相(フェイエデレム)職には就けないし、皇帝にもなれない。
・黒影竜アーテル
帝国の建国に一役かったとされる西方七竜の一角。
■人物
【カルマーン2世】
種族:人間 性別:男 年齢:28歳
称号:マヴァール帝国ジスタート朝皇帝
・先帝の三男で、長兄・次兄が病没したために皇帝となった。元は帝国随一の驍将の誉れ高い英武の将軍。眉目秀でた快男子。
皇位継承に端を発した争乱を収め、帝国の再編成を行い、皇帝権を大きく強化させ「マヴァールの雷帝」と称さる。
■首都:パラス
■紋章:青地に白十字、中央に蒼海竜ガルレウム
■政体:封建制度
■首長:ジグモンド7世
■宗教:聖神信仰・幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・西方語・レーア語・トラキア語
■人口:約280万/人間5:獣人2:妖精1:聖霊1:その他1
■軍事:約3万
■主産業:漁業、農業、海運業
■主資源:オリーブ(油)、葡萄酒、蜂蜜、大理石、石材、陶器
■月道:無し
〇バルカン半島南部と地中海の島々を領土とする海洋国家。トラキア王国~マケドニア大王領~神聖レーア帝国と所属を替え現在に至る。神聖レーア帝国の要地として繁栄してはいたが海上権益はレーアが独占しており、それに対する不満が燻り続けていた。聖歴500年に反乱鎮圧のために課せられた重税に各都市が反発。この時は中心となる人物がおらず反乱は失敗。その約60年後の聖歴560年に蒼海竜ガルレウムの加護を受けた初代ジグムント1世の元に連合しレーア帝国より独立戦争を開始。イスカンダル大王領や前マヴァール帝国と争っていたレーア帝国に補給路を断つというとどめになり。レーア帝国軍は瓦解し独立を勝ち取る。
聖歴705年にはレーアの帝政が廃され選挙による教皇統治へと移ったのを契機に停戦協定を締結するが、聖歴1002年現在でも隣国故の衝突、海上交易の権益等々で対立は続いている。サラセン帝国とは建国当時からの付き合いで現在も重要な商売相手であり、イスカンダル大王領とは同盟を結んでいるが、マヴァール帝国とはコソボ地方の帰属問題で長年揉めている。
■その他の地勢・伝承
・ロドス島の巨像
座った状態での全長が50m立ち上がれば100mを優に超えると思われる巨人像。
ジブラルタル要塞と同じ、聖歴以前の神滅戦争時代の技術で建てられた巨像であるが、こちらは誰が、何のために作らせたのか不明で、何百年にも渡る魔術師達のアプローチにも応えず沈黙を守り続けている。表面に貝殻などが付着していたりもするが経年劣化がみられないので機能としては生きているものと考えられている。
・クレタ島とダイダロスの大迷宮
トラキア王国時代の王、ミーノースが妻パーシパエーは牛の頭をした子供・ミノタウロスを産むこととなった。アステリオンと名付けられるが成長するにしたがい乱暴になり、手におえなくなる。ミーノース王はダイダロスに命じて大迷宮(ラビュリントス)を建造し、そこに彼を閉じ込めた。そして彼の食料として9年毎に7人の少年、7人の少女を送らせることとした。この乱行が祟り、トラキア王国はあっさりと新興のマケドニア王国に滅ぼされる事となり、脱出不可能と言われる大迷宮(ラビュリントス)だけが残されることとなった。
・ダイダロス
元聖霊族で現機神陣営の小神(マイナーゴッド)聖歴以前に生まれ、後にその鍛冶・建築の腕を買われてトラキア王国に仕え、クレタ島の大迷宮(ラビュリントス)を始め、彼方此方に迷宮(ダンジョン)を創り上げ、後に神と成った。現在も時々現れる真新しい迷宮(ダンジョン)は彼の作だとも言われている。
・蒼海竜ガルレウム
クレタ島の南に浮かぶガブドス島を根城にする穏やかな性格の水竜。だが一たび怒らせると津波と嵐を呼び起こす暴竜になるという。

一般衣装イメージ
■主要都市
・王都パラス(人口:8万)
・テッサロニキ(人口:4万)
・イグメニツィア(人口:1万)
・イラクリオン(人口:2万)
・ニコシア(人口:3万)
■人物
【オルブラヒト】
種族:獣人 性別:男 年齢:36歳
称号:アテネス九柱将軍、近衛師団長
・文人めいた温和な風貌とは裏腹に、王国全軍に冠絶する猛将で、陣頭に立てば兵士の士気を3割がた増大させるという。かつてマヴァールとの戦闘で、毒矢を受けた右腕を自ら斬り落とし不具となる。その経緯から、隻腕将軍(ヴァンデーリアン)の異名を持つ。剛直で信のおける人為から他国の王からも高く評価されている。
■首都:コンスタンティノーブル
■紋章:黄地に中央に剣と王冠に両脇に竜
■政体:専制君主
■首長:アレキサンドロス15世
■宗教:聖神信仰・幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・西方語・レーア語・トラキア(マケドニア)語
■人口:約830万/人間5:獣人2:聖霊2:その他1
■軍事:約8万
■主産業:漁業、農業、工業
■主資源:金、銅、鉄、鉛、大理石、亜炭、褐炭、亜麻
■月道:アンカラ⇔中米:カマグエイ
〇アナトリア半島の大部分とボスポラス海峡を有する。聖歴180年に前身たるマケドニアのイスカンダル王が誕生しトラキア王国を滅ぼし東進。大王と呼ばれたイスカンダルが死に王国が分裂。神聖レーア帝国が混乱するマケドニア大王領を教科と侵略で下し絶頂期を迎えるも、聖歴470年、カッパドキアに潜伏していたとされる大王の子孫がレーアの西方軍団が壊滅し東部軍が薄くなった隙をついて蜂起。聖歴490年にはアナトリア半島の大半を支配下に置くが西部の処置が終わり厚みを増したレーア帝国に押され郷里を奪還される。ここに後に竜王と呼ばれるカース・ホスローが竜騎士を従えて参戦。聖歴540年にカース・ホスローがマケドニア大王家に婿入り(王女を娶る)し王を名乗り、レーア東方軍を叩きのめし(親征を行った皇帝死亡)東方の要衝、旧トラキア王国の首都パラス(現コンスタンティノーブル)まで陥落せしめる。
その後は前マヴァール、アテネス、ヤゲロー、ルーシ同盟等の勃興、ローラン王国やサラセン教国(エルセイフ朝)との国境線問題等もあり戦線は停滞。1002年の現在に至る。
■その他の地勢・伝承

一般衣装イメージ
・双王家
イスカンダル大王領には2つの王家が存在する。1つは竜王と称されるカース・ホスローの系統。もう1つがマケドニア大王家の血を引くイスカンダルの系統である。現王家はホスローの系統だがイスカンダル王家は祭祀の長として存続し、両者は協力して大王領を守っている。※同盟国がアテネスしかいないのも一因である。
・カッパドキア
イスカンダル王家がレーア帝国から身を隠した、奇岩が並ぶ僻地の地下にある2万人以上が暮らしていた地下都市。廃棄された現在は下層が迷宮(ダンジョン)と化しているとか…王家にとっても聖地なので定期的にダンジョンアタックが行われている。
・黄輝竜ヴルラームと竜騎士
エルジェス山を棲家とする。七竜の長的立場にある光の属性を持つ金竜。カース・ホスローと盟約を結び、その真意は不明だが現在もイスカンダルに己が子を与え竜騎士を育てている。
※現存する竜騎士は6名、元々は魔王討伐のためにカース・ホスローの一族と盟約を結んだものが続いている。
■主要都市
・王都コンスタンティノーブル(人口:16万)
・ブルガス(人口:12万)
・ポル(人口:3万)
・アンカラ(人口:11万)
・イズミル(人口:9万)
・アンタルヤ(人口:7万)
・メルスィン(人口:8万)
・エルジンジャン(人口:3万)
・バトゥミ(人口:2万)
■人物
【アレキサンドロス15世】
種族:人間 性別:男 年齢:22歳
称号:イスカンダル大王、竜騎士
・18歳で竜騎士となった双王家どちらの血も引く武人王。兄の病死で21歳で王となった。明朗快活、陽気な人柄で民には人気だが、本人は王としてではなく将として前線にいたかったと愚痴をこぼすくらいに武人肌。政務はきちんとこなすがストレスが溜まると己が騎竜に跨り遠出する悪癖がある。
■首都:デュラル
■紋章:ロトの紋章
■政体:専制君主
■首長:ヴァレリー5世
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・フォルナム語・ファランギア語
■人口:約640万/人間4:獣人3:聖霊2:その他1
■軍事:約7万
■主産業:農業、交易
■主資源:銀、鉄、亜鉛、岩塩、ターコイズ、革(魔獣)
■月道:なし

一般衣装イメージ
〇聖歴220年頃、マケドニア大王の東進の影響でマハーバーラタ朝が崩壊。中原南部は小勢力が入り乱れる戦乱の時代に突入する。そんな中、魔獣の森近くの寒村(フォルナム前身)出身の若者が邪竜退治で一躍脚光を浴びる。
後に勇者と称えられる初代王ローランは仲間と共に戦乱を駆け抜け聖歴245年にローラン王国を起こした。幻獣・魔獣の被害の多いこの地域を苦労して治め領地を拡大。聖歴400年代後半の邪竜との百年戦争には聖ファランギア、フォルナムと共に王族も参戦。勇者の名にはじぬ戦いを繰り広げた。
その後はパルティア、イスカンダル大王領、サラセン教国等、新興国との国境線問題に端を発する小競り合いが続くも大きな戦は無く1002年の現在に至る。
聖ファランギア、フォルナム、パルティアと同盟。フォルナムは初代王の出身地だった事もあり建国時代からの付き合いで、聖ファランギアとは初代ローランの仲間であり王妃が聖ファランギア王家の傍流という事もあり仲が良く。パルティアも建国当初は争っていたがサラセン帝国の広がりを受け大陸航路の保全と教化を防ぐ意味でここ100年ほどで同盟となっている。
■その他の地勢・伝承

サマエル
・アララト山と邪竜サマエル
ローラン王国最高峰、王都北東に広がるアララト山系の頂きでかつて勇者と邪竜の決戦がおこなわれた。敗れた邪竜は火口に落ち吹き上がった噴煙が地上に降り注ぎ多数の魔獣を生み出した。この地に今も魔獣・幻獣の類が多いのはこのためだと言われている。※ノアの箱舟伝説はございません。
・ヴァン湖
ヴァン湖は最大幅が119kmのこの地域最大の湖である(竜海とダルヴァンドは内海扱いなので覗く)
水深は湖の西側が深く、湖の東側は浅くなっている。湖水は強アルカリ性で、炭酸ナトリウム等の塩類が豊富であり、水分を蒸発させて洗剤として使われる。流出する河川が無いため、流入する河川の酸素濃度によっては化学変化を起こして白濁し、地元では「水の色が七色に変わる」と言われている。特筆すべきはこの湖では普通に見える魚も全て魔獣or幻獣である事であり、どれも閉鎖された淡水湖にすむには巨大である。なのでヴァン湖の漁師=歴戦の猛者で周辺には通り、後述の武闘祭の参加者は圧倒的に湖畔の者が多い。
・円形闘技場(コロシアム)と武闘祭
互いの建国時より交流があるフォルナムと、2年に一度の間隔で互いに武闘大会を開く関係で300年程前に建設。普段は兵団の練兵や武闘祭以外の祭りの会場として利用されている。

円形闘技場(コロシアム)
■主要都市
・王都デュラル(人口:20万)
・エレバン(人口:4万)
・トリビシ(人口:11万)
・バクー(人口:10万)
・ギャンジャ(人口:3万)
・ヴァルデニス(人口:4万)
・ランカラン(人口:3万)
■人物
【ハイランド・クォ・アッシャー】
種族:人間(神格) 性別:男 年齢:40代前後の外見(800歳以上)
称号:竜殺し、ハイランド流開祖、ローラン王国武術師範
・英雄ローランと共に邪竜サマエルを討った仲間の一人。流派:ハイランドの創始者で武闘祭の審判を毎回努めている。
■首都:モルダヴィア
■紋章:赤地に剣と斧と弓
■政体:首長合議制
■首長:???
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・フォルナム語・精霊語
■人口:約100万/人間3:獣人3:聖霊2:妖精1:その他1
■軍事:約1万
■主産業:農業、狩猟、漁業
■主資源:木材、革(魔獣)
■月道:なし
〇聖歴以前、聖ファランギアから流れた漢(戦士)が一人、魔獣の森の開拓を始めた。森に分け入りただひたすらに魔獣を狩り、艱難辛苦を乗り越え200数十年、村から街に更に小さながらも都市となり、そんな中に後にローラン王国を築く若者が生まれ旅立っていった。
問題はその後、英雄・王様となって帰ってきた若者がうち(ローラン)に帰属してほしいと言った事で猛反発に合い大乱闘に発展。兵卒は一蹴したものの流石に竜殺しは強く、互いにボロボロ…一時休戦の後に、互いに代表者を出しての決戦も引き分け(これが後の武闘祭の始まり)「戦姫」が間に入り停戦し、フォルナムは都市から国へと体裁を整えローラン王国と同盟。その後は互いに切磋琢磨(百年戦争)しあいながら今日に至る。
危険な魔獣の森を狩場とするフォルナムの戦士団はおかしいレベルで精強。ここ100年ばかりの武闘祭は常に勝利を飾っている(総合的には109勝37敗65引き分け)

一般衣装イメージ
■その他の地勢・伝承
・魔獣の森
森の中央には魔獣の王が眠っているされる聖歴以前より存在する広大な森林地帯。強力な魔獣が闊歩し魔獣化した植物がとんでもない速度で育つため、常に狩りと森の伐採をしなければならない人間の侵入を拒む魔獣の楽園…のはずが、一人の漢が入植を開始し、南側の一部に限っては人間族の手に落ちている。
※通常5レベルで一人前とされるがフォルナムの戦士では最低限。いっぱしと見られるのは7レベル相当(戦闘値5以上)からである。頭おかしい
・戦士の中の戦士(マルダーンフ・マルダーン)
魔獣の森に潜む獣の中でもとりわけ凶暴なものの一つにアダマンタイト・スコーピオン(魔鎧蠍)がおり、これを一人で倒しその甲殻(アダマンタイト)で装備一式を揃えたものを戦士の中の戦士と呼び称える。フォルナムの戦士は単独で魔獣を倒して初めて戦士(一人前)とされるがこの称号はその最上級のものである。
※アダマンタイト製の装備を鍛えられるのは今のところドゥム・イールのドワーフ族のみである。
■主要都市
・首都モルダヴィア(人口:5万)
■人物
【ダリューン】
種族:人間 性別:男 年齢:29歳
称号:戦士の中の戦士、獅子狩人、パルティア王国万騎長
・フォルナム出身ではない現在唯一の戦士の中の戦士の称号を持つ戦士。23歳の時にパルティアからの使者として滞在中に付近の村で魔獣出現の報が届き急行。単独で魔凱蠍を倒すという偉業を成し遂げる。さすがに門外不出相当のアダマンタイトの武装は出せなかったが、代わりに首長自ら漆黒の魔獣馬(デュラハン・キャリッジ)と戦士の中の戦士の称号を贈り、かの漢の武勇を称えた。フォルナムの”戦士の中の戦士”が外に出ることが稀な為、すっかりダリューンの異名で通ってしまっており、本人は苦笑する事しきりだという。
■首都:オデッサ
■紋章:碧山竜ヴァルディスと16の小盾
■政体:首長合議制
■首長:オーネスト・ウェストランド
■宗教:幻神信仰・精霊信仰・闇神信仰
■言語:交易共通語・精霊語・ザウリア語・ザウエル語・ルーシ語・妖精語・その他多数
■人口:約480万/人間3:妖精:2:獣人2:聖霊2:その他1
■軍事:約?万
■主産業:農業、狩猟、交易
■主資源:鉄、鉛、石炭、ヒマワリ(油)
■月道:なし

一般衣装イメージ
〇北を死者の森、南東を魔獣の森に囲まれたこの地は聖歴以前の古王朝時代を除き長年手つかずの土地だった。聖歴400年代後半の邪竜との百年戦争によって故地を奪われた幾多の種族が東エウロパ平原の東端たるこの地に移り住んだのを皮切りに、多くの種族がこの地に流れ着き定住し、時には争い又は同盟をしたりして過ごしてきたが、聖歴700年代も後半になると周囲は強国ばかりになり、一国家(一種族)でどうなるものではなくなった為、当時のオデッサの王である。亡命王カルカロッセが碧山竜ヴァルディスの協力を取り付け、粘り強く交渉して他種族の協力も取り付け、聖歴780年にルーシ同盟を立ち上げた。この時の同盟参加者は南部・西部の12国だけで、東の4国が参加したのは800年代半ばである(この間に碧山竜ヴァルディスも棲家をヤゲロー側からルーシ同盟側に移している)
聖歴1002年現在、ヤゲロー大公国、クールラント王国と同盟。ワラキア、イスカンダルとは敵対してはいない商売だけの関係が続いている。

ルナ・グレイス氏族
■その他の地勢・伝承
・死者の森
真祖の一柱、戦王領域の主たる”忘却の戦王”が初めて降臨した森、魔王との激戦で生けるもの全てを死者に変え、その爪痕は今も死者が徘徊する危険な森として瘴気をまき散らしており、死者か強力な魔獣以外は住めない環境となっている。
この瘴気を何とかするため真祖はワラキアを建国した事になっている。事実は不明だが現在もワラキア側では浄化作業は続いている。
・碧山竜ヴァルディス
西方高地を広く縄張りとする七竜中で最大の大きさを誇る土属性の竜。性格は呑気でけっこう軽い、ちやほやしてくれるのでヤゲロー側からルーシ同盟側に棲家を変えるぐらいには…。
■主要都市

レノア・ベルテ氏族
・盟都オデッサ(人口:29万)元ドルアーギア帝国領、人間族の都市国家
・カザン(人口:13万)戦王領域に属さない吸血鬼の一族
・ルーファベルテ(人口:8万)(聖霊族)
・サラトフ(人口:8万)ラウカージュ(翼人族)
・ブリャンスク(人口:4万)フェルディナ王国、人間・聖霊族の小国家
・オリオール(人口:19万)フェルディナ王国首都、人間・聖霊族の小国家
・リャザン(人口:5万)フェルディナ王国、人間・聖霊族の小国家
・ヴィーンヌィツア(人口:4万)蜜蜂の荒地の領主(無法都市)
・ルナ・グレイスメイル(人口:3万)(妖精族)
・ワハシュラゴア(人口:2万)(竜族・竜人族)
・ベルテガーライル(人口:10万)(聖霊族)
・ザルフ・グレイス(人口:4万)(鬼族)
・レノア・ベルテメイル(人口:5万)(妖精族)
・ヴァリ・グレイスメイル(人口:14万)(妖精族)

ヴァリ・グレイス氏氏族
・キロヴォフラード(人口:10万)ザウエル・ヤーン(獣人族)
・ヴォロネジ(人口尾:6万)(獣人族)
・ルア=カウア(人口:3万)(青珊瑚の森・人魚族)
・セバストポリ(人口:5万)シャハル連合(商人連合・種族は雑多)
・ドルプケイス(人口:3万)(巨人族)
・イズマイール(人口:13万)元ドルアーギア帝国領、人間族の都市国家
・クルジュ=ナボカ(人口:6万)元ドルアーギア帝国領、獣人族の都市国家
■人物
【オーネスト・ウェストランド】
種族:人間 性別:男性 年齢:72歳
称号:オデッサ王、ルーシ同盟代表
・カルカロッサから8代後を務めるオデッサの王。元は北方にあったドルアーギア帝国(邪竜によって滅ぶ、位置的にワラキア北部)から続く一族で、王族としての歴史は実はミズガルズ連合の諸王家よりも古い。初代亡命王より続くタフなネゴシエーターとして名を知られていたが、さすがによる年波には勝てず引退が囁かれている。
【レオネルシア】
種族:妖精(ハイ・エルフ) 性別:男性 年齢:1000歳以上
称号:レノア=ベルテメイル首長
・聖歴以前から生存しているのが確定している数少ない統治者の一人、流民国家が多いルーシ同盟で数少ない地元民国家の1つでもある。

デュクシー
【デュクシー】
種族:古代種:竜人(神格) 性別:女性 年齢:500歳以上
称号:竜の巫女、ワハシュラゴア総代、山の調停者
・百年戦争時に北から流れてきた竜人族の娘。碧山竜ヴァルディスの巫女となり現在の地に腰を落ち着ける。碧山竜の巫女として地域の大小の調停を引き受ける。この地域の顔役。
【イグナート】
種族:人間➡魔族 性別:男性 年齢:250歳以上
称号:ザルフ・グレイスの魔人王
・魔術探求の果てに魔族と化した元人間族の大魔術師。250年程前に当時の支配層を放逐し、ザルフ=グレイスの支配者となった。その人間族離れした肉体と魔法を駆使して他国を脅かす姿は魔人と呼ぶに相応しい。
かつてはとある国の魔法学院に籍を置いていたが、周りの者達と比べて貧しく、魔術に用いる高価な触媒を自らの手で幻獣を狩るなどして収集していたという。支配よりも魔術研究に重点を置いておりエディカーヌとの交易路が確立した後は城内での研究に没頭しているとの事
■首都:アストハーン
■紋章:黒地に九の武器(それぞれが九罪神を表す)
■政体:専制君主制度
■首長:魔神エディガルド
■宗教:闇神信仰
■言語:交易共通語・獣人語・魔族語・鬼族語
■人口:約220万/魔族1:人間族3:鬼族3:獣人族2:その他1
■軍事:約5万
■主産業:狩猟、漁業
■主資源:研磨剤(粒状コランダム)、岩塩、革(魔獣)
■月道:なし
〇建国は聖暦950年。闇の九罪神を崇める部族が一柱の魔神を召還した事から事は始まった。周辺の諸族を瞬く間に併合し、貧しい荒廃した土地であるエディカーヌより豊かな土地を求めてしきりにハンターナ獣人領に侵攻を繰り返している。建国当初は罪人の亡命先として名を挙げられる事が多々あり、結果として多種多様な人種が集まるエディカーヌは、他国とは違い、一定の秩序を保ちながらも混沌とした雰囲気を持つようになった。

一般衣装イメージ
ただ、信仰に関しては黒の神殿の強硬派が主流であり、闇の九罪神以外の宗教を一切認めようとしない。
聖歴1001年に聖ファランギアを介してハンターナ獣人領とは休戦しており、現在は唯一の同盟国であるザルフ・グレイスを通した交易に力を入れているが…
■その他の地勢・伝承
・紅き神殿
エディカーヌ北東にある。とある九罪神を崇める部族が存在したオアシスにある石造りの神殿。エディガルドを召喚した際に赤く染まり、現在もそのままに黒の教団の聖地と化している。
・塩の荒野
ダルヴァント~龍海の北方に広がる広大な礫砂漠地帯。少し地面を掘ると赤みを帯びた岩塩層が至る所に存在する。元は巨大な内海でとある神々の戦いで干上がった結果。ダルヴァント、塩の荒野、龍海に分かれたと言われている。礫の大半は粒状コランダムで研磨剤として重宝する。魔獣の森程ではないが強力な魔獣が数多く存在する。
・暗殺教団
エディカーヌ北方、唯一の高峰に闇の神々を崇める黒の教団の一派が存在する。暗殺を生業とするニジャール派と呼ばれる彼らだが、主体的に動く事はなく、同じ黒の同胞の依頼によってのみ暗殺を請け負う。薬と鉄の掟、神の信仰に支えられた狂信的な暗殺集団である。
■主要都市
魔都アストハーン(人口:10万)
交易都市オラル(人口:3万)
■人物
【魔神エディガルド】
種族:魔族(神格) 性別:男性 年齢:10000歳以上
称号:異界の魔神、鬼を統べる者
・九罪神には及ばぬものの、魔王並みあるいはそれ以上の力を持つ小神(マイナーゴッド)格の魔神。既存の魔族の階級に収まらない、ソロモンの72柱の魔神とも違う等、正体不明な所がある。