【東方略史】
聖暦以前・紀元前350年~100年「神滅戦争終結」
・騎士団の占領地を返還、八大聖王国の建国(天:大和皇国(大日本帝国)、山:央華仙国)
聖暦以前・紀元前100年~
・大陸航路の整備と冒険者ギルドの前進となる騎士団詰所が各地に作られる
聖暦元年
・白と黒の教団国の誕生、白の教団本部は現在の東方ワースラン、黒の教団は《アトランタ》大陸北部に存在。
・日本皇国、蝦夷地の開拓を開始する。
聖暦100年~200年
・白の教団の改革派が新たな聖都を建設を目指し、ワースランを出立。布教活動をしながら西進(南進する一派も)を開始する。
聖暦200年~300年
・央華仙国、周辺の遊牧民族が繰り返す侵攻により内部分裂をきたし崩壊。
・大和皇国、樺太の開拓開始、布哇王国と高砂部族国を併合、大日本帝国に改名。《アトランタ、レムリア両大陸に交易路を開拓》
聖暦300年~500年
・《アトランタ》大陸を支配した魔王達、セフィロトの樹騎士団領・大日本帝国・真祖に戦争を仕掛けるも敗戦、幾柱かの魔王が滅ぶ。
・混乱の続いた東方中央部で第二統一王朝である「殷」が興り、周辺諸国を併呑にかかる。
聖暦500年~700年
・魔王(黒)サイド、巻き返しを図り各地にそれぞれ幹部を派遣し(中には魔王が自ら出向き)拠点の確立と侵略を再開。
・東方は「殷」を滅ぼすも「大周国」が新たに建国され大陸部から撤退、北の巫支祁(水帝)が封印。南の蚩尤(炎帝)は敗退して炎帝領をかろうじて死守。これを期に部族国家主体の東方西部・南部も専制君主国家へと移項が始まった。
・大日本帝国が魔王とその軍勢との大規模海戦に辛勝。以後、海軍の建て直しが図られ現在の軍制へと移行
聖暦900年~現在年
・大周国が腐敗政治から内部崩壊、戦国時代に突入。徐々に現在の四雄国に収束する。
【東方基礎知識】
央華の地(現実の中国に相当)は五行に相当される、吾伽式人(火)騎撰人(木)江南人(水)漢辰人(土)秀珀人(金)の五民族とその他少数氏族に大別される。央華仙国、殷帝国、大周国、それぞれの統一王朝は順に吾伽式人、秀珀人、騎撰人の王朝であり、次は人口が最も多い漢辰人の王朝になるのでは?と見られている。
東方語はそれぞれの統一王朝の言葉を指すので、東方語/騎撰のような表記になり、統一王朝は持っていないが数は多い漢辰人、江南人の言語を加えた5つが通常、東方語と呼ばれるものになる。下記はだいたいのイメージ()内人口比率
・吾伽式人(2%)平均的体躯で細身で黒髪、赤目or紅茶色、白色の肌、魔術の民
・騎撰人(18%)平均的体躯で黒髪、黒目or茶目、黄色の肌、騎馬の民
・江南人(27%)平均的体躯で黒髪、瞳の色は様々、赤褐色の肌、海の民
・漢辰人(42%)大柄でがっちりした体躯、黒髪、黒目or茶目、黄色の肌、農耕の民
・秀珀人(11%)平均的体躯で黒髪、黒目(細目が多い)、黄色の肌、商いの民、全体的に容姿が整っている者多し
※少数氏族にあたるのが獣人族、妖精族、精霊族等、異種族。
大周国時代に導入された州制度が定着していて、学のない一般人でも自分が住んでいる場所が何州何県の何村かくらいは(地図は頭にはないが)言える。州は以下の通りの十六()内は州都、あるいは州都のあった場所。
燕州(瀋陽)幽州(北京)河州(中山)青洲(済南)徐州(下肥)杏州(平原)豫洲(汝南)併洲(太原)司州(洛陽)塞州(長安)涼州(隴西)揚州(上海)荊州(襄陽)益州(成都)貴州(零陵)広州(武長=ウージャン)

【秦魏(秦)央華統一を目指す四雄国最大の版図を持つ人族の法治国家】
■首都:洛陽
■紋章:金地に秦一文字
■政体:中央集権制建
■首長:叡政(叡壮建)
■宗教:聖神信仰・幻神信仰(道教)・精霊信仰
■言語:交易共通語・漢辰語・騎撰語・秀珀語
■人口:約2260万/人間9(漢辰5・騎選2・江南2・秀珀1):その他1
■軍事:約50万~
■主産業:農業、漁業、繊維業、交易業
■主資源:麦、絹、茶、油類、粘土、鉄、金、銀、銅
■月道:無し
〇四雄国最大の版図(青洲、徐州、杏州、豫洲、併洲、司州、塞州、涼州、河州と荊州の一部)十六州の内半数にあたる八州を支配し、兵力は50万を越す。秦嶺山脈に住む山の民(獣人族)とは同盟を結んでおり北狄に備えている。他の三雄国とは全て敵対しているが、杏州の央華最大の金鉱脈から得られる豊富な資金を背景に優位に事を進めている。また、今代の王の政策で過剰なまでに法治国家としての整備が進んでいる。
■その他の地勢・伝承
・山の民と秦王政
王位継承者の一人にすぎなかった王子政が命を狙われた時に救ったのが縁となり、敵対から同盟(秦王政との個人的な)へと変わり、現在では秦魏国の重要な戦力となっている。
・六大将軍
秦魏建国時からの伝統であり、王が法令整備に躍起になる原因の一つ。独自の裁量権を持ち戦争を勝手に始められる六人の将軍達、呂不韋全盛時に力を持ちすぎた先代六大将軍を入れ替えるに辺り、法によりその権限を縛ったのである。各個人の思惑で勝手に動き出す彼らは味方にとっても敵にとっては厄介極まりない存在で、央華全土にその武威と悪名は鳴り響いている。現在の六大将軍は蒙武、湖謄、王翦、楊端和、李信、韓信
・兵馬俑
過去には副葬品としての価値のみであったこれらをとある道士が兵器として運用する方法を考え着き、叡政の元で実践。東方の斉国と魯国を瞬く間に滅ぼし、四雄国時代を作り出し秦魏を央華統一の最有力候補に踊りださせた。その兵力は10万とも20万とも言われている。
■主要都市
・洛陽(人口:65万)東方最大の都市で殷、大周国、秦魏三代の首都。
・太原(人口:4万)・許昌(人口:16万)・平原(人口:12万)・済南(人口:18万)・下肥(人口:9万)
・汝南(人口:14万)・襄陽(人口:20万)・江陵(人口:8万)・宛(人口:15万)・長安(人口:13万)
・陳倉(人口:6万)・隴西(人口:10万)・五原(人口:5万)
■人物
【叡政(叡壮建)】
種族:人族(漢辰人) 性別:男 年齢:30歳
称号:秦魏国国主
若干13歳で即位、仲父と呼ばれた宰相”呂不韋”の尽力もあり政体を維持するも、20歳の時に実母との密通が発覚。泣く泣くこれを斬り、以後は親政を始め青洲、徐州、杏州を切り取り秦魏の国力を過去最高のものにする事に成功する。
【徐福(徐市)】道士
種族:人族(吾伽式人) 性別:男 年齢:不明、外見は30代半ば
称号:秦魏国祭礼大酒道士
叡政に付き従う吾伽式人の道士。秦魏国飛躍の原動力たる人形兵団「兵馬俑」の製造者兼指揮官。
【燕明(燕)央華統一を目指す四雄国たる騎馬の国】
■首都:北京
■紋章:青地に燕の一文字
■政体:中央集権制
■首長:曹操(曹孟徳)
■宗教:聖神信仰・幻神信仰(道教)・精霊信仰
■言語:交易共通語・漢辰語・騎撰語・秀珀語・江南語・獣人語
■人口:約680万/人間8(騎選7・漢辰1・江南1・秀珀1):その他2
■軍事:約15~25万
■主産業:農業、漁業、交易業
■主資源:麦、粘土、鉄、銅、馬、皮、麻
■月道:無し
〇四雄国北辺の騎馬王国。燕洲、幽州、河州の大部分を支配下とし、兵の大部分が騎兵で構成されている。その機動力を活かした戦法は秦魏の大軍を幾度となく野戦で破っている。また、呉と結び海路を抑え、海洋交易は二国で独占している。タタール獣人領(東夷)とは傭兵契約を結んだりと硬軟織り交ぜた外交で平穏を保っている。外勢力で問題になるのは長白山脈を越えてやってくる妖魔(ゴブリン)の群れ。毎年一定の被害が出るため東部に張り付けた戦力は動かせない。
■その他の地勢・伝承
・四賢八駿
曹操配下の特に優れた文官、武官の尊称。
四賢(郭嘉、荀彧、荀攸、賈詡)
八駿(曹洪、夏侯淵、于禁、李典、楽進、徐晃、張遼、張郃)
※曹仁、夏侯惇は曹公の両輪(腕)と別枠扱い。許褚は軍将では無いので除外。
・独角烏煙獣と烏煙軍
張遼が相棒である神獣「独角烏煙獣」その子孫達である霊獣「烏煙獣」耐久力、移動力、戦闘力全て並みの軍馬を大幅に上回る烏煙で構成された霊獣騎馬軍「烏煙軍」は燕明軍の切り札とも言うべき存在で精鋭中の精鋭で構成されている。
■主要都市
・北京(人口:22万)
・天津(人口:13万)・瀋陽(人口:9万)・白城(人口:3万)・遼西(人口:4万)・中山(人口:8万)
■人物
【曹操(曹孟徳)】
種族:人族(騎撰人) 性別:男 年齢:38歳
称号:燕明国国主
人相観の達人に治世の能臣、乱世の奸雄と論ぜられた。大周国の名門武官の末裔。曹一族の拠点であった河州を中心に親子三代に渡り勢力を蓄え現在に至る。若い頃には遊学で大日本帝国にも赴いた事があり、現地の発展の大いに驚いたとか…
国の要はあくまで人と考え貪婪なまでに人材を求める。才能があれば出自や経歴に関係なく任用・抜擢する。人材の名と才能を瞬時に、完璧に記憶でき、数万あるいは数十万もの名前を覚えているが、才能を感じられなければ家族の名でさえも覚えることはしない。
あらゆる物事に才を発揮する万能人。軍事・政治のみならず、文学・武芸・音楽・建築・調理・医学など幅広い分野で卓越した能力をもつ。徹底した現実主義・合理主義であり、屯田制を採用したり、文学、医学などの地位を向上させようとするなど、パイオニア精神も併せもつ。
【張遼(張文遠)】
種族:人族(騎撰人) 性別:男 年齢:24歳
称号:燕明軍盪寇将軍
曹操と敵対して滅んだ元呂軍の将、才幹を見出され将軍の一人に抜擢、元々呂軍のものであった烏煙軍を再編成し、秦魏軍の撃退に大いに活躍した。
【宋呉(呉)央華統一を目指す四雄国の一、覇王の率いる海上交易国家】
■首都:上海
■紋章:赤地に呉の一文字
■政体:封建制度
■首長:項籍(項羽)
■宗教:聖神信仰・幻神信仰(道教)・精霊信仰
■言語:交易共通語・漢辰語・騎撰語・秀珀語・江南語・帝国語
■人口:約1360万/人間7(江南7・漢辰2・秀珀1):獣人2:その他1
■軍事:約30万~
■主産業:漁業、農業、窯業、海運交易業
■主資源:石材、陶器、粘土、顔料、米、野菜、塩、鉄
■月道:無し
〇四雄国南方、国民の大半が江南人の水運国家。揚州、荊州の一部と貴州と広州の半分程が支配地域。また、燕と結び秦魏の海上進出を抑え、海洋交易は二国で独占している。大日本帝国との交流が唯一ある大陸国家。大陸航路の南方ルートも走っており四雄国ではほぼ完全な交易が行えている。とは言え支配地域は水路や山地で分断されがちで土着の氏族・名族の影響力が四雄国で一番強く。覇王と呼ばれる項羽のカリスマ性でまとまっている。
■その他の地勢・伝承
・江南四氏
江南人の代表とも言える顧氏、張氏、朱氏、陸氏の四氏族を指す。江南人の本家本元とも言え、絶大な影響力を持つ四氏が項羽を支持しているため、宋呉はまとまっていると言っても過言ではない。
※これに江南人ではないが江南地方(長江以南を指す)の有力者である周氏と項氏を加えて江南六氏と言う場合も
・洞庭湖の伝説と水帝
殷の時代の文人に柳毅という人物がいた。南のふるさとに帰る途中に、道ばたに貧しい身なりをした美しい娘がいて泣いていた。柳毅は彼女に声をかけた。
「娘さん、どうして泣いているのですか」
娘はその理由を切々と語った。その言葉に言う。
「私はもともと洞庭湖の龍王の娘です。縁あって羊飼いの男に嫁いだのですが、夫が暴力を振るうのです。もう耐えきれません。どうか、この手紙を洞庭湖の父の龍王に届けてもらえないでしょうか」
柳毅は半信半疑でいたが、ちょうど自分のふるさとは洞庭湖の近く。自分も失意の中におり、娘も美しい。ここは一つこの娘の願いを聞いてやろうと思った。娘が言うとおりに竜宮への井戸を見つけ、そこから竜宮へ入って龍王に手紙を渡したところ、竜宮は悲しみに暮れ、王の弟は早速、娘を連れ戻しにいった。
ほどなく、娘をつれて王の弟は戻ってきた。娘の夫は王の弟に食い殺された。そして柳毅は龍王の娘と結ばれ、一万年の寿命をもらい、竜宮で暮らしているという。
※美しい湖畔にふさわしい物語だが異文もある。それは食われた夫は魔王たる「巫支祁」であり、実際は食い殺せず封印するに留まり、柳毅はその見張り番の役を与えられ代わりに寿命と妻をもらったのだと…
■主要都市
・上海(人口:25万)
・広陵(人口:9万)・建業(人口:16万)・合肥(人口:8万)・柴桑(人口:6万)
・長沙(人口:10万)・会稽(人口:5万)・香港(人口:14万)
■人物
【項籍(項羽)】
種族:機人/神格 性別:男 年齢:140歳
称号:宋呉国国主、江南の覇王
江南の名族、項氏の当主項梁に見いだされてその養子となった機人族の戦士型。孫武を相棒に江南の地を駆け回り名門ではるものの一郡の支配者でしかなかった項一族を江南の総領にまで押し上げた戦の申し子。
【孫策(孫伯符)】
種族:人間(江南人) 性別:男 年齢:19歳
称号:江南の小覇王、先手大将
孫武の子孫で項羽軍の先方を務める若武者。その戦いぶりから小覇王と呼ばれている。
【周瑜(周公瑾)】
種族:人間(秀珀人) 性別:男 年齢:19歳
称号:美周郎、先手副将
江南の名族、周氏の跡取りで孫策の義兄弟。孫武の知はこちらが受け継いでいると言われている。大変な美形で美周郎の異名を持つ。芸事にも通じ胡の腕も素晴らしいとか
【虞美人】
種族:精霊 性別:女性格 年齢:800歳以上
称号:鄱陽湖の女主人、覇王の守護者
神格を授ける事の出来る上位精霊の一柱。鄱陽湖の主の癖に水は操れない。炎と闇と土の混合精霊。かつて鄱陽湖の主の座をかけて水の上位精霊と争い、倒した上でその名を奪ったという。人間(欲望垂れ流しの要求ばかりしてくる)嫌いでこれまで神格を授けたことは無かったが、戦闘型機人族はお気に召したようである。
【蜀漢(蜀)央華統一を目指す四雄国唯一の非人族国家】
■首都:成都
■紋章:緑地に蜀の一文字
■政体:中央集権制
■首長:劉備(劉玄徳)
■宗教:聖神信仰・幻神信仰(道教)・精霊信仰
■言語:交易共通語・漢辰語・江南語・秀珀語・獣人語・妖精語
■人口:約910万/人間3(漢辰5・江南3・秀珀1):獣人3:妖精2:精霊1:その他1
■軍事:約20万~
■主産業:農業、交易業
■主資源:麦、岩塩、鉄、油類、綿、麻、サトウキビ、桑、茶、果物、薬草
■月道:無し
〇四雄国西方、多種多様な氏族の集合体。益州、貴州の半分と荊州の一部が支配地域。また、昆明を開発し大陸航路を経由したタッシル地方との交流を強化している。北に大巴山脈、南に南嶺山脈、東は長江、惟水、洞庭湖に山地で外界と遮断されながらも豊かなこの地域は大周国崩壊後は各氏族の緩やかな連合体があるだけであたったが、三雄国が出来あがるにつれ危機感を抱いた一人の青年が立ち上がり各氏族を説いて回り四雄国の一角”蜀漢”が誕生した。四国で一番新しい国である。
■その他の地勢・伝承
・五虎大将軍と三卿
前者は劉備と共に説くのに携わった若者で建国後、将軍職を与えれた五人の総称。五虎は劉備が虎の獣人とのハーフな所から取られている。後者は建国前後に加わった国家運営・政略のエキスパートでいないと積む。
◇関羽(関雲長)夜叉族、男、28歳 ◇張飛(張益徳)善鬼族、男、24歳 ◇趙雲(趙子龍)竜人族、男、83歳
◇黄忠(黄漢升)妖精族、男、352歳 ◇馬超(馬猛起)獣人族、男、18歳
◆蕭何(蕭公丹)人/秀珀人、男、37歳 ◆張良(張子房)精霊族、男、36歳
◆盧植(盧子幹)人/漢辰人、男、59歳、劉備の学問の師で現宰相、最近臥せり気味。
・大巴山脈の空中庭園
最初の統一王朝である”央華仙国”の重要都市である大巴があったと伝えられる。都市の名残か山々の間に空に浮かぶ庭園が見え隠れするという伝説があるが、確かめた者はいない。
■主要都市
・成都(人口:32万)
・重慶(人口:16万)・漢中(人口:12万)・零陵(人口:10万)・上庸(人口:15万)・昆明(人口:8万)
■人物
【劉備(劉玄徳)】
種族:人間(漢辰人と獣人のハーフ) 性別:男 年齢:31歳
称号:蜀漢国国主
非常に長い腕と大きな耳の持ち主。昔の一人称は「おいら」で、江戸っ子のべらんめぇ口調。関羽、張飛とは義兄弟の契りを交わしており「長兄」と呼ばれる。
最初は身内を助けるためだったが、本人の意志にも拠らず民草に戴かれるほどの桁外れの人気と底なしの器量で戦乱の世に躍り出る。一方で、第六感任せのその行動は「梟雄」「鼠賊」「大うつけ」とも非難される。危機にさらされる度に夢もプライドも投げ捨ててしまう場面もあったが、幾多の困難を乗り越えて自らの器を広げ、蜀漢の国主に成りあがった。
【モンゴルドワーフ(北狄)山の妖精族の最大勢力】
■首都:カラコルム
■紋章:青地に山と月
■政体:中央集権制
■首長:モンケ・カーン
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・妖精語・ドワーフ語・精霊語
■人口:約320万/妖精8、その他2
■軍事:約30万~
■主産業:農業、狩猟、鍛冶、交易業
■主資源:岩塩、鉄、銅、麻、妖精馬
■月道:無し
〇央華北方、東方高地モンゴル山系一帯は古くから多数の山の妖精族の住居であった。他のドワーフと違い周りに何もない彼らの住居は妖精には珍しく妖精馬を繁殖させ、外に外にと行動範囲を広げ、その鍛冶の腕を奪わん(奴隷)とする央華の国々を相手取り勇ましく戦い続けた。結果彼らは特殊な生活様式を持つモンゴルドワーフ(北狄)と呼ばれるようになり、その騎馬戦術の流派は始祖たるテムジンの名が付けられて今に至る。

一般衣装イメージ
■その他の地勢・伝承
・妖精馬とテムジン
背丈は通常のドワーフと何ら変わらないモンゴル族、馬は苦手だが広大な東方高地の隅々を探索するには騎乗は必須。当初は荷車であったが小回りの利かなさから難儀していたが、この時ハーン(族長)であるテムジンの前に一頭の巨大な蒼い狼が現れ「我を崇めるならお前達に新たなる足を与えよう」と問うてきた。これを喜んだテムジンが祭壇を築き祈りを捧げると、番の妖精馬が現れたという。彼らが独自のモンゴルドワーフと呼ばれるようになるのはこの時からである。
※妖精馬:サイズはロバ程だが烏煙並みの力と走破力を持つ、魔法で僅かに浮いているのでどんな悪路でも転倒しない。
■主要都市
・カラコルム(人口:30万)鍛冶と祭事の街
■人物
【モンケ・ハーン】
種族:妖精族(ドワーフ) 性別:男 年齢:135歳
称号:モンゴルドワーフ族大族長(カーン)トゥルイ家族長(ハン)
チンゲス・ハン(テムジン)から数えて4代目の大族長(カーン)剛胆かつ明晰で勇ましく、また冷静かつ果断で言葉数が少なかい。贅沢を嫌い酒を楽しむことはなく(ドワーフなので飲みはする)、妃であっても贅沢をすることを許さない。
先祖伝来の慣習を遵守すべしと語り、自他共に厳しい謹厳実直な性格で、日夜政務に積極的に励んでいる。
【タタール獣人領(東夷)央華の主敵たる獣人達の楽園】
■首都:–
■紋章:–
■政体:首長制
■首長:–
■宗教:聖神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・ザウリア語・ザウエル語・ラウカージュ語・精霊語他
■人口:約670万/獣人8、妖精・精霊1、その他1
■軍事:約15万~
■主産業:農業、漁業、狩猟
■主資源:麦、獣肉、皮、果物、麻
■月道:無し
〇央華北東、アムール川流域の広大な草原、森林地帯はタタール地方と呼ばれ、神滅戦争の終わりから住み着いた獣人族の支配エリアであった。巨大な獣もいるが土地は肥え、獣人達が狩猟生活を送るだけの恵みを与えられた豊かな地、歴代の統一王朝がここに目をつけないはずが無く、夷敵と呼ばれる央華の主敵とは主に彼らを指すと言っても過言ではなく、統一王朝崩壊の原動力になるのも彼等であった。統一王朝の力が強ければ彼らの生活は苦しくなり、弱まるとそれまでの反動で一気呵成に土地から叩きだす。そんな関係がもう600年近く続いている。
燕明の国主曹操はそんな関係を変えたいと願っており、近年の試みはまずまず上手くいっているようである。
■その他の地勢・伝承
・獣人族と大陸航路
タタール地方を南北に貫く大陸航路、北の白の教団総本殿ワースランに向かう巡礼ルート。近年は使う者もいないこの路を彼らタタールの獣人達は交代で整備を続けている。彼らが献身的なのには理由があり、神滅戦争の終わりに神より大陸航路の守護を条件に、タタールの地を与えられたためだと言い伝えられている。
なので、彼らの思考は単純で、巡礼者や神官=守る。巡礼者や神官を狙う山賊や盗賊=殺す。である。
■主要都市
・都市は存在しないが、大陸航路沿いに整備する者が使う仮説住居があちこちにあり、旅人も使用する事ができる。
【楼蘭王国(西戒)魔王伝記の著者が住む交易国家】
■首都:楼蘭
■紋章:青地に蚕に四方に獣(駱駝、羊、馬、牛)
■政体:専制君主制
■首長:オリファノ・ザウラゼン
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・秀珀語・騎撰語・ザウエル語・ザエリア語
■人口:約70万/人間5(秀珀7騎撰2漢辰1)獣人2、小人1、その他異国人2
■軍事:約8,000
■主産業:農業、漁業、畜産業、交易業
■主資源:麦、果物、顔料、羊、駱駝、馬、ワイン
■月道:無し
〇央華西方、青海湖の畔、中原高地への東の玄関口に存在する都市国家。青海湖の豊かな水量に恵まれ農業、畜産も盛んで、都市国家としては信じられない人口を抱えている。大陸航路を行き交う秀珀人が造った都市と言われ、事実王族も秀珀人系の血を引いている。大周国の最盛期に一時取り込まれたが間もなく動乱が始まり復活。繁栄を謳歌しており嫉妬と侮蔑を込めて央華側からは(西戒)などと呼ばれる事もある。西の中原高地のゴナ九氏族とは友好的だが、北方のライリツは楼蘭の権益目当てに度々戦を仕掛けてくる仇敵。
■その他の地勢・伝承
・魔王伝記
東西の文物が行きかう楼蘭には、必然的に各地の情報も入ってくる。そんな中一人の風変わりな学者が魔王の記録を集め一つの伝記として出版した。売り上げは全然だったが一部の層には貴重な書物と認識され楼蘭王家にも一冊寄贈されている。
一部抜粋
魔王とは破壊を司る闇の大神アンリマユがこの世に放った16の悪竜(災害)なり、一度滅んだ魔王はアンリマユの元に戻り、その魂は次の召喚に備えて眠りにつくと言われている。
【セフィーロ】
水帝 巫支祁(大周国を亡ぼすも自身も封滅?)
炎帝 蚩尤(炎帝領を支配)
大欲天マカマーラ(中原を荒らすも弥勒菩薩や守護機神により封滅?)
邪竜半島の主(西方北部の邪竜半島を支配している存在、三日月竜がそれなら封滅済)
真紅の蟻帝クアールン(マダガスカル島に真紅の帝国を築く)
病魔の主ヨナルデパズトーリ(アステカ魔軍領の主)
【パンゲア】
高慢なる大魔王バーン(南アトランタ大陸を支配)
冥竜王ヴェルザー(暗黒大陸を支配?)
※パンゲアにある北の封印、南の封印、黒の森は魔王ではなく虚神関係
【イルミンスール】
二大魔王領(魔眼の王バロール、不明)
五大魔王領(侵食の魔王ケストラー、灰塵ゾドム=ゴモラ、不明、不明、不明)
暗黒帝国ムー(異魔神:16の悪竜か不明、虚神の一柱では?とも)
【魔族の階級】
王級、爵位級、魔将級、騎士級、兵士級に大別され、更に細かく分かれる。ただし、これは魔王軍に所属しているor所属していた者に適応されるものであり、ソロモン72柱などの古神に関連する者には当てはまらない場合もある。階級が上がるほど単純に強い。
王級:(55~)16の魔王と九罪神の代理人たる士師の事を指す
爵位級(30~45):騎爵、戦爵、闘爵、争爵の四等級(これの最上に士師とする解釈も)この辺はほぼ個体名で判別される。
魔将級(21~33):歪魔、業魔、戒魔、葬魔の四等級、個体名で知られるようなのはこの階級から
騎士級(10~20):剣騎、槍騎、弓騎、車騎、驃騎の五等級、魔王軍の現場指揮官レベル
兵士級(1~9):兵長、軍兵、師兵、造兵、獣兵、兵長以外は等級ではなく能力分けの種別。インプ(小魔)は魔術を使うので師兵という具合
■主要都市
・楼蘭(人口:18万)顔料でカラフルに着色された干し煉瓦の城壁で囲まれた交易都市。家々は干し煉瓦で建てられているが、付近に顔料の産出する地があるため、都市部の色彩はとても豊かである。
■人物
【オリファノ・ザウラゼン】
種族:人族(ハーフ) 性別:男 年齢:44歳
称号:楼蘭王国国王、金銀妖眼の主
複数の種族の血を引いている。赤褐色の肌に青と緑の瞳、やや赤みがかった黒髪、非常に整った顔立ちで若い頃も今も非常にモテる王様。妻は3人、子供は5人、家族仲は良く本人の自慢。王としては手堅く才走った所はないが民が安心して生活できるよう心配りができる。剣も馬も人並み以上には操れるらしい。