■首都:エル・トゥルウ
■紋章:一角獣と竜
■政体:封建制度
■首長:エル・アルーフ130世
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・ファランギア語・精霊語
■人口:約400万/聖霊3:人間2:獣人2:妖精2:その他1
■軍事:約4万
・幻獣騎士団、一角獣騎士団、水竜騎士団、聖堂騎士団、ラウカージュ空挺師団、ドワーフ重歩兵師団、精霊魔術師団、森林巡査隊
■主産業:農業、漁業、魔道具、鉄工業、交易業
■主資源:鉄、亜鉛、錫、タングステン、マンガン、革鱗(幻獣・竜)
■月道:無し/首都エル・トゥルナにパンゲア世界とイルミンスール世界への地の門有
〇東の大日本と並ぶ八聖王国直系の古王国
周囲を竜海に囲まれた地の門のある聖なる島ルルクを中心に、北は竜の大河でガリティア・メイルとつながり、東岸は一角獣の森が広がり、ホータン王国や大陸航路と中原高地へと続く、西岸はハンターナ獣人領と塩の荒野へと…
天然の要害とも言うべき地形のため、千年以上に渡り大規模な戦乱には巻き込まれずいるが、王族も民も武と義侠心に溢れすぎているため、世界の邪悪と闘うために旅立つ者多数。
特に王族は月のルビスに選ばれた”竜の騎士”直系のため、魔王が現れた時は必ずそれにまつわる英雄譚に名があがる。
建国は聖暦115年(八大聖王国期まで遡れば紀元前120年)王家が途絶えたので大公家の養子となっていた第二王子が新たに聖ファランギア大公国として、国名を新たにしたことに始まる。
現在はドゥム・イール、ハンターナ、ホータンと同盟、周辺国ではローラン、パルティア、ダマスタとは友好的でトゥラーン、エディカーヌと険悪であったが、聖歴1002年現在エディカーヌとの仲は多少改善された。

翠藻のリミン
■その他の地勢・伝承
・八大聖王国と地の門
セフィーロで幻想の八門神の血を受け継ぐとされた古王国、現存するのは大日本帝国、聖ファランギア大公国、バビロニア王国の三カ国のみで、これらの地には三界(セフィーロ、パンゲア、イルミンスール)をつなぐ地の門が存在すると言われているが、確認されているのは聖ファランギアと大日本帝国のみである。
※他に公に確認されているのはレーアのパンゲア=セフィーロ間とバビロニアのセフィーロ=イルミンスール間
・竜海と二天竜
ルルク島の周りにある内海は竜海と言われ、二天竜の一柱”翠藻のリミン”とその眷属が住んでいる。戦姫ディアナの友である彼は1000年の刻をセフィーロ側で過ごしており、聖ファランギアの民とは一定の距離を保ちつつも平和に共存している。
※二天竜のもう一柱は宝珠のル・ケブレス(イルミンスール側のリルガミン王国)
・エル=トゥルナの魔術工城
セフィーロ側の首都であるエル・トゥルナの王城はセフィーロ側最大規模の魔術工城である。これに匹敵するのは大日本帝国かセフィロトの樹騎士団にしか存在しない。ただ、後者は天空船やゴーレム・シップのような大規模魔道具に製造に長けているのに対し、聖ファランギアの工城は神器格等の超高品質の武具・魔道具の製作に長けているという違いがある。

衣装イメージ
■主要都市
・エル・トゥルナ(人口:15万)
・ケングラード(人口:8万)
・アラルタム(人口:3万)
・アラル(人口:4万)
・バイコヌール(人口:5万)
■人物
【エル・アーヴィル】
種族:精霊族 性別:男 年齢:68歳
称号:元第128代目聖ファランギア大公国国王・現大公、エル・トゥルナ領主
先々代の国主。現在は隠居してセフィーロ側の取りまとめを行っている。嫡男と王妃は速くに亡くなったが、孫には恵まれた。背筋のシャンと伸びた好々爺だが現国王を育てたのはこの人である。
【エル・アルーフ】
種族:精霊族 性別:男 年齢:26歳
称号:第130代目・聖ファランギア大公国国王
1000年続く聖ファランギアの現国王、気さくで陽気で博識な美青年、笑顔でサラッと毒を吐く腹黒紳士。
味方と身内はこき使い。敵は利用しつくして叩き潰す。裏の腹黒さを知らない国民には絶大な人気を誇る。一言で言えば外道。
「民の幸せこそ国が富む秘訣」が持論。
【エル・シーダ】
種族:竜の騎士(神格) 性別:女 年齢:17歳
称号:姫将軍/聖ファランギア王位継承権第5位
始祖の戦姫の血を色濃く継いだと思われる竜の騎士の紋章継承者。妖精王の元に嫁いだが離婚された出戻り姫。
小柄で少年のような言動と行動を好む超戦士。ディーヴァ信仰諸族の天敵でヘブライ信仰種族の好敵手でオリンポス信仰諸族の盟友である。
「成せばなる」が持論。
※聖ファランギアの王家は月のルビスを信奉する竜の騎士の家系であり、妖精界と繋がることで水の始祖精霊の血も入っている混血のハイブリットとなっている。王位継承順は下記の通り
1位:王弟(22歳・男・パンゲア東部国境軍司令)
2位:王叔父(50歳・男・パンゲア南部国境軍司令)
3位:王従兄弟(25歳・2位の息子・パンゲア南部国境軍将軍)
4位:王従兄弟(12歳・男・ルルゥの家系)
6位:王従姉妹(21歳・女・一角獣騎士団団長・ルルゥの家系)
■政体:氏族性
■宗教:聖神信仰・幻神信仰・精霊信仰
■言語:妖精語、氏族語/ザウリア・ケンタウリ・ザウエル・ドワーフ…
■人口:約230万/獣人7:妖精2:その他1
■主産業:狩猟、林業、酒造(ザウリア)鍛冶(ドワーフ)
■主資源:果物、毛皮、鉄、木材
■月道:無し
〇アルボルズ山脈の北部は昔ながらのドワーフ(山の妖精族)王国ドゥム=イールがあり、その北に広がる広大な平野と森林地帯はハンターナと呼ばれ、八大聖王国の時代から獣人族、妖精族の住居であった。マケドニア大王もこちらには手を出せずに終わり、数百年に渡り彼らはのんびりと暮らしていたが、南にパルティア王国が建国され、そうも言っていられなくなった。彼らはカラ・ボガスに集合し、獣人族の大同盟”ハンターナ獣人領”の建国を宣言。両者は幾度か刃を交えたが、その後に聖ファランギアの調停もあり停戦。境界線を決めて不戦の誓いを交わして平和が戻った…かに見えた。
その50年後には北にエディカーヌが出来たことでこの大同盟は維持される事になり、ハンターナの獣人族にドゥム=イールは常に武器を供給し続けている。彼らからもたらされるブランデーのために…
■カラ=ボガス(人口:2万)ハンターナ獣人領全体の総人口は200万程と見られる。
■ドゥム=イール(人口:30万=全国民)
■首都:エクバタナ
■紋章:獅子と鷹に王冠
■政体:専制君主
■首長:アルスラーン2世
■宗教:幻神信仰、精霊信仰
■言語:交易共通語・パルティア語・ファランギア語
■人口:約1800万/人間5:獣人2:聖霊1:妖精1:その他1
■軍事:約19万(騎兵5万、歩兵12万、他兵種2万)
■主産業:農業、漁業、牧畜、繊維業、交易業
■主資源:穀物、麻、綿花、鉄、銀、錫、大理石、鋼玉、駿馬、革、羊毛
■月道:無し
〇大陸公路(現実世界のシルクロードにあたる)の西の中心に位置する国家。王都エクバタナは陸上交通の要衝で、その首都人口は公称50万という(交易商人ギルドの中原総本部も)東西を結ぶ大陸公路や南方の港町ギランに代表される港湾都市からの物資が集まり繁栄を謳歌している。現在の王朝は英雄王フェリドゥーンが魔王の一柱”蛇王ザッハーク”を討ち聖歴684年に建国、300年余の歴史を誇り、現在は第19代国王アルスラーン二世の統治下にあり、幻神陣営に属するゾロアスターの神々を信奉している。大陸公路の要衝かつ豊かな国であることから諸外国より侵略を受けることが多いが、それを跳ね除けてきた強兵の国でもある。
4年前に先代アンドラゴラス三世が隣接するバダフシャーン公国へ侵略戦争仕掛け敗退、一時初陣の王太子共々行方不明になった事により戦力バランスが崩れ周辺諸国の介入を許したが、王太子アルスラーンがペシャワールで檄を飛ばし侵攻戦力を排除。バダフシャーンも併合し19代国王(シャーオ)となった。
また、この時に国内の奴隷制度の廃止を決定(当時の戦力不足の解消、外敵排除より権益拡大を望む諸侯への罰、中産階級を育てての国力増進等々)したため国内の貴族に不満を持つものも多いが、軍と民の絶大な支持を受け”解放王”の呼び名も高い若い王の元、国内は一応まとまっている。
※パルティアを始め、中原諸国には奴隷制度(元は敵対部族の捕虜の扱い)が残っている国々が多く、西方や東方の国々から蛮族と蔑まれる遠因の一つとなっている。ただし、犯罪奴隷・戦争捕虜奴隷は西方でも存在する。

蛇王ザッハーク
■その他の地勢・伝承
・デマヴァント山
アルボルズ山脈中部にある同山脈最高峰で、蛇王ザッハークが封印されていると言われる。パルティアでは「魔の山」として恐れられているが、山麓には集落も存在する。英雄王フェリドゥーンが軍装をしたまま、宝剣ルクナバードとともに葬られていると言われ山頂付近には王墓が存在する。
・蛇王の使途
魔王の一柱たる”蛇王ザッハーク”を奉じる黒の教団の一派、尊主なる老人に率いられ蛇王復活のために中原のあちこちで暗躍していると言われている。こういう噂もあり、パルティアの子ども達には”言う事を聞かない悪い子はさらわれて蛇王に食べられてしまうぞ”と躾けられる。

一般衣装イメージ
・万騎長と十四翼将
武官に与えられるパルティアの最高職が万騎長である(この上に大将軍があるが常任職ではない)実際に騎兵1万を配下とし、他にも歩兵を差配する立場にありアンゴドラス治世下では10名存在したのだが、先の大戦で過半数が戦死し騎兵も激減、4年後の現在でも回復していない。それに代わるように正式な官職ではないが、若き国王と共に戦場をかけた将達を十四翼将と呼び称えている。
十四翼将は以下の通り
※ダリューン、ナルサス、エラム、ギーヴ、ファランギース、アルフリード、メルレイン、ジャスワント、※キシュワード、※クバード、トゥース、イスファーン、ザラーヴァント、グラーゼ(※印は以前の万騎長)
■主要都市
・エクバタナ(人口:50万)
・ギラン(人口:20万)
・テヘラン(人口:8万)・ダブリーズ(人口:5万)・ダイラム(人口:3万)
・サーヘダーン(人口:7万)・イスファハーン(人口:4万)・ハマダーン(人口:5万)
・バダフシャーン(人口:12万)・ペシャワール(人口:6万)・マシュハド(人口:3万)
■人物
【アルプ=アルスラーン2世】
種族:人間族 性別:男 年齢:18歳
称号:第19代目パルティア王国国王、獅子狩人、解放王
秀麗な顔立ちで他者に対する深い仁愛の心を持ち、逆境にめげない芯の強さも持ち合わせている。基本的に温厚だが慮外者には毒を吐く辛辣な一面も、武勇も人並以上に持っているがそれ以上に「他人の心をつかむ才覚」は天性の物があり、よく聞き、よく用い、よく任せる、という臣下の才能を遺憾なく発揮させる気質、温和ではあるが決断は早く的確。
隣国の国主ではラジェンドラ王やエル・アルーフ王と気が合うようで交流も多々ある。
■首都:ウライユール
■紋章:サフラン・白・緑の三色地に三頭の獅子
■政体:専制君主
■首長:ラジェンドラ3世
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・シン語・ファランギア語
■人口:約1200万/人間4:獣人2:聖霊2:妖精1:その他1
■軍事:約13万
■主産業:農業、漁業、牧畜、繊維業、陶磁器、交易業
■主資源:穀物、鉄、銀、青銅、粘土、香辛料、半貴石、金剛石、染料、象牙
■月道:無し
〇建国王はクロートゥンガ。ディーヴァ神族を信仰しており、歴史的に隣国パルティアとは仲が悪く建国後280年ほどしか経過していないにも関わらずパルティアの暦年より1年多く暦を数えている程である。西のカーヴェリー河がパルティアと国境となっている。北方でダマスタと、東方ではナラシンハ獣人領と国境を接し、大陸航路の権益を巡りナラシンハの獣人達とも小競り合いを繰り返している。夏の暑熱は厳しいが冬は過ごしやすい。虎や象が生息し、戦象部隊は周辺諸国からも脅威とされている。ターバンを着用する者が多く見られる。聖歴998年に王位継承の内紛があり、ラジェンドラ王は内乱時にアルスラーン王の力を借りて即位し、その恩に報いる形で過去の確執を忘れパルティアと同盟(不可侵条約)を結んでいる。
■その他の地勢・伝承
・カシュパヤとヴリトラ
聖歴以前、この地を治めていたカシュパヤはディーヴァ神群の長インドラに子を殺された事を怒り、インドラを殺すものとして巨大な蛇(竜)ヴリトラを生み出した。その後神話の戦いの中でヴリトラは殺されるのだが、現在もシンのいずこかに滅ぼしきれなかった巨竜の亡骸が封印されているという。
・モンスーン(巨大季節風)
全体的に乾いているシン王国だが、定期的にくる巨大な熱風(季節風)の後に必ずくる豪雨が土地に潤いを与えている。熱風と豪雨がワンセットとなっているこの現象を、土地の人々は神々の戦いの残滓と受け取っている。

一般衣装イメージ
■主要都市
・ウライユール(人口:36万)
・クジャラート(人口:15万)・カラチ(人口:12万)
・アフマダーバード(人口:6万)・ジャイブル(人口:5万)・カーンブル(人口:5万)
・ラクナウ(人口:4万)・シャンムー(人口:3万)・イスラマバード(人口:7万)
・ラホール(人口:8万)・ムルターン(人口:5万)
■人物
【ラジェンドラ3世】
種族:人間族 性別:男 年齢:28歳
称号:第18代目シン王国国王
母の身分は低かったが内乱を勝ち抜き王の座についた。性格は陽気で気さく、政治力が高く家臣想いで王としての器も広いため、血統を重視する貴族たちからは蔑まれているものの、生まれやその性格から直属の家臣たちや国民からは好かれている。しかし、かなり厚かましく、笑顔の下で常に自分に都合がよくなるよう計算して抜け目無く動き、都合が悪ければ躊躇い無く手の平も返す利己主義的な性格の人間臭い人物。パルティアの解放王を「我が心の兄弟」と呼んで厚かましく接し、内乱終息後にいろいろやらかして不可侵条約を結ばされながらも笑って付き合うという芸当を成し遂げている。とはいえ、やらかしておきながら憎まれず他者から好まれまくるというのは、当人の仁徳である事に他ならない。そして何事につけて結果が自分の方に向けて良い方に転がるという強運の持ち主。
■首都:ハイデラバード
■政体:絶対王政
■首長:ヒラヤプラシア
■宗教:聖神信仰・精霊信仰
■言語:氏族語/ザウリア・ラウカージュ・ザウエル
■人口:約510万/獣人8:妖精1:その他1
■主産業:狩猟、漁業、交易業
■主資源:果物、革、毛皮、鉄、木材
■月道:無し
〇レムリア海に突き出たバーラト半島の大部分を領域とする獣人の氏族連合。デカン山脈で気候が別れ西部はタール砂漠を代表するように乾燥しているが東部は亜熱帯に近くティヤンガル大森林が広がっている。ハンターナ部族連合と違い、古からのしきたりにより、最強の獣人が王となり全氏族を率いている。王位継承は10年毎に7日間行われるバトルロイヤルに勝ち残った者による総当たり戦を3回行い勝者が選ばれる。南部は妖精族、聖霊族の居留地は参加せず独立独歩。
王の威光は絶大であり、このような選出方法のため武張った者になりがちで周囲の諸民族との軋轢が絶えない。当代のヒラヤプラシアは比較的穏当な方で大陸航路の整備にも積極的だが、逆にそれが原因でキタン・シン両国と度々小競り合いがある。
■ハイデラバード(人口:12万)首都であるが、よそ者が訪れる事はまずない祭祀都市
■クルクシェートラ(人口:10万)ナラシンハ唯一の交易都市
■人物
【ダルハザ】
種族:獣人族 性別:男 年齢:37歳
称号:クルクシェートラ首長/族長
ナラシンハ唯一の交易都市、クルクシェートラの責任者であり同名の羚羊の獣人氏族の長。過去に二度王位継承戦に参加し本戦に残った実力者。大陸航路の整備はかれの発案でヒラヤプラシア王がそれを認めた結果である。ナラシンハの獣人としては腕っぷしだけでなく商人としての才覚もある。その分がめつい部分もあるが話しは判る珍しい御仁。
■首都:ヘラート
■紋章:麦の穂の円と大鷲
■政体:専制君主
■首長:カルハナ4世
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・ファランギア語・ダマスタ語
■人口:約750万/人間5:獣人3:小人1:その他1
■軍事:約8万
■主産業:農業、漁業、畜産業、交易業
■主資源:穀物、鉄、岩塩、金、銀、花崗岩、麝香
■月道:無し/
〇建国は聖歴750年頃。北にトゥラーン、南にシンとパルティアと国境を接するヒマラヤ山脈に囲まれた山岳国家、アムダリヤ河沿いの土地の肥えた広大な盆地にあり、元々ダマスタ人はトゥラーン人と同じ民族であったと言われており300年程前に袂を分かち、中原高地から現在のヘラート盆地に移動したのが始まりと言われる。中原最大の金の産出国であり、大陸航路を通じて各地に運ばれるが、大規模な金鉱が発見されたのはこの200年程で存在を知られると様々な勢力から狙われたため城塞造りと防衛戦術が研究され、現在の王都ヘラートは難攻不落の城塞都市として知られる。
パルティアとシンに接する国境地帯には「鉄の門(カラ・テギン)」と呼ばれる巨大城塞都市を有している。

一般衣装イメージ
■その他の地勢・伝承
・鳥葬と信仰
民族してはトゥラーンに源を発するダマスタだが、信仰は別れた後にパルスよりもたらされたゾロアスター教の古い一派の教えを国教にしており、その中に鳥葬の習慣がある。
・クジャタ
ヒマラヤ山脈の奥、ダマスタ最後の都市タジクより更に山脈の奥へと行くと、最初の聖獣クジャタが存在すると言われているが、その存在を確認したものはいない。
■主要都市
・ヘラート(人口:30万)
・カラ・テギン(人口:10万)・アシガバード(人口:11万)
・サマルカンド(人口:5万)・ブハラ(人口:3万)・タシケント(人口:6万)
・フェルガナ(人口:2万)・タジク(人口:3万)・ビシュケク(人口:8万)
■人物
【カルハナ4世】
種族:人間族 性別:男 年齢:48歳
称号:第18代目ダマスタ王国国王
ダマスタの国王。元々はダマスタの宰相であり武将であったが、王の娘を娶り副王を経て即位した。ずば抜けた長身の人物。有能ではあるが陰険で猜疑心が深く、部下には能力よりも忠誠心を要求する性質である。他国に対し謀略を巡らせるが自らは天険の要害である王都にあって動かないことから、パルティアの宮廷画家より『ダマスタの穴熊』と渾名を付けられる。
■首都:サマンガーン
■紋章:薄紫地に綿花と稲穂と宝棒
■政体:中央集権制度
■首長:ティアングル・タルグ・アーリア
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・ファランギア語・キタン語
■人口:約1000万/人間5:獣人3:聖霊1:その他1
■軍事:約10万
■主産業:農業、漁業、繊維業、交易業
■主資源:米、豆、野菜、綿花、ジュート、茶葉、
■月道:無し/
〇聖歴420年頃から存在する中原南部ではかなり古い国家。元々はデーヴァ神族の地の女神プリティヴィーを特に信仰している都市国家で、宗教的結束を元に周辺諸族を服属させ一都市国家から聖歴600年代後半には現在の版図となる西はガンジス河、北はヒマラヤ山脈東端、東はサルウィン河、南は恐獣達の棲家であるカカドゥ大森林までの広大な地域を支配下におくに至る。女性の家督相続を認めており現在も女帝を王に戴く国家である。
大陸航路の権益を巡り隣国ナリールやナラシンハの獣人氏族とは幾度か刃を交えたが、現在は良好な関係を結んでいる。土地は肥えているが鉱物資源に恵まれてはいないため、交易路の維持は国是といっていい。アッサム茶は銘品として有名である。
■その他の地勢・伝承
・カカドゥ恐獣領
中原と南方に境目に位置し、気候的には熱帯で巨大植物に覆われた大密林地帯。領域内は恐獣(恐竜)の一大繁殖地であり、森から漏れ出る恐獣の対処がキタン、ナリール両国の治安維持に欠かせない案件となっている。
※ダッカ~クルナの南側は広大な湿地帯で人は住んでおらず、自然と恐獣との住みわけができているのが救いであるが、それでも年に何件かは行方不明者が出る。
・サリーと地母神信仰
キタン王国は女性にも継承権があり地位が保障されているが、同時に様々な制約も受けている。その内の有名なモノが14歳以上の女性のサリー(伝統衣装)の着用義務である。更に未婚の者は顔を隠す事と決まっており、未婚の女性の素顔を見て良いのは家族だけと定められている(逆に既婚者は顔を出す事が義務で未婚女性の顔出しは結婚式で初めてお披露目という具合)
■主要都市
・サマンガーン(人口:40万)
・ダッカ(人口:12万)・アッサム(人口:15万)
・ゴウハティ人口:4万)・イタナガル(人口:5万)・ボグナ(人口:7万)
・パトナー(人口:3万)・シャールカンド(人口:8万)・コルカタ(人口:9万)
・クルナ(人口:3万)・シロン(人口:3万)・マニプール(人口:8万)
■人物
【ティアングル・タルグ・アーリア】
種族:人間族 性別:女 年齢:36歳
称号:第37代目キタン王国女帝、嫉妬深き者
元王妃。先王の病死に伴い幼い王子が後を継ぐまでの間をつなぐために即位…となっているが、先王の死と共に他の側室・愛妾を幽閉したため。現在国内は他の側室・愛妾の一族との確執で一触即発の状況にある。
■首都:ベナレス
■紋章:光輪と八葉
■政体:仏法の戒律を元とした中央集権国家
■首長:八葉の老師
■宗教:幻神(仏法)・精霊信仰
■言語:交易共通語・ガンダーラ語・アスラ語
■人口:約500万/人間3:獣人2:鬼族2:竜族1:妖精・古代1:その他1
■軍事:約5万(仏格化した超上戦力が多く、実質の戦力は非常に高い)
■主産業:農業、牧畜
■主資源:穀物、乳製品、香料、瑪瑙
■月道:無し/
〇聖歴300年代、中原高地を支配した魔王”マカマーラ”の脅威の前に滅びかけていた諸部族の前に突如現れた僧衣の一団。弥勒菩薩(マイトレーヤ)とその弟子達は、特異な教義「仏法」を語りながら諸族を助けてマカマーラを討ちはたし、まだ混乱が続く中原南部へと足を進めるも聖暦425年、弥勒菩薩は涅槃を経てこの世から去る。弥勒菩薩が涅槃を経て旅だった地に仏法に帰依した八氏族の王(後の八葉の老師)が中心となり仏の教えを伝え残すためにガンダーラ仏法領を建国した。
国土は全体的に乾燥しているがガンジス河を始めとする多数の河川の源流でもあるため水は豊富で仏格の者達の超上技術により灌漑が進んでおり麦、米の栽培が盛んで放牧も行われている。現在は大陸航路の権益と宗派の問題で、周辺諸国との間に微妙な軋轢はあれど概ね安定している。

ガンジス河
■その他の地勢・伝承
・仏法
仏法は、人の一生は苦であり永遠に続く輪廻の中で終わりなく苦しむことになる。その苦しみから抜け出すことが解脱(神格の更に上へ)であり、修行により解脱を目指すことを目的とする。
迷いの世界から解脱しない限り、無限に存在する前世と、生前の業、および臨終の心の状態などによって次の転生先(六道)へと輪廻するとされている。生前に良い行いを続け功徳を積めば次の輪廻では良き境遇(善趣)に生まれ変わり、悪業を積めば苦しい境遇(悪趣)に生まれ変わる。
よって、仏僧の基本的な教えは、生前は修行に励むと共に良い行いをしましょうとなる。
仏法はもともとは何かに対する信仰という形すらない宗教であった。時代が下るにつれて開祖である仏陀、また経典に登場する諸仏や菩薩に対する信仰を帯びるようになるが、根本的には信仰対象に対する絶対服従を求める態度は持たない。仏教における信仰は帰依と表現され、他宗教の信仰とは意義が異なっており、たとえば修行者が守るべき戒律を保つために神や霊的な存在との契約をするという考えも存在しない。
仏像や仏閣なども数多く見られるが、政治的な目的で民衆に信仰を分かりやすくする目的で八葉の指示で作られたとされる。開祖の思想には偶像崇拝の概念は無かった。
・ベナレス僧院と八大明王
上記の仏法の教えを正しく残しいているのがベナレス僧院であり、仏法に所属する僧侶は厳しい戒律の元に清貧に過ごしている。僧院の守護者であり教導役の立場にあるのが弥勒菩薩の直弟子であった八大明王と呼ばれる存在である。
不動、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉、穢迹、無能勝、馬頭の8名
■主要都市
・聖都ベナレス(人口:15万)
・門前都市カトマンズ(人口:30万)
■人物
【メッティヤ・ヴァルティン】
種族:妖精/神格 性別:男 年齢:700歳以上
称号:ベナレス僧院管長、大僧正
仏法を学ぶ僧侶の頂点に立つ大僧正の地位にある聖者。慈悲深く寛大で僧院のあらゆる層から慕われている背が高く長い顎鬚を持つお爺ちゃん。元々はこの地の者ではなく西方から流れてきたブスゴソ=ドゥエンデと呼ばれる妖精。フルートを吹いて羊飼いが森を抜けるのを手伝ったり、災害で倒壊した家屋の修理などをしていたら弥勒に出会い。行動を共にするようになって現在に至る。本人は己が悟れない事は理解しているが、だからこそ可能性のある後進の教育には熱心である。
【八葉の老師】
種族:人間・鬼族・獣人/神格 性別:男 年齢:500歳以上
称号:宝賢夜叉(マニバドラ)満顕夜叉(プールナバドラ)散支夜叉(パーンチカ)衆徳夜叉(シャタギリ)應念夜叉(ヘーマヴァタ)大満夜叉(ヴィシャーカー)無比力夜叉(アータヴァカ)密厳夜叉(パンチャラ)
個人名ではなくガンダーラの政治的指導者8人の総称、弥勒菩薩を看取った8人の王の後の姿であるが、まだまだ悟りを開くには程遠く俗な部分が多々残っている。
■紋章:太陽の意匠化、光の線は8本(最初の16氏族にあわせて)
■政体:首長制度
■首長:トクトミシュ
■宗教:機神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・トゥラーン語
■人口:約350万/人間族10
■軍事:約7万
■主産業:狩猟・牧畜・農業
■主資源:穀物、乳製品、羊毛、革、鉄
■月道:無し/
〇中原高地の南西部の大部分を支配する遊牧騎馬民族。西にホータン、聖ファランギア、南にダマスタ、北と東は同族(信仰が同じ)のゴナ氏族と国境を接する。固定した建造物はなく住居は全て天幕である。パルティアを上回る騎馬民族の国で会議すらも馬上で行う。他国からは「高原の覇者」とも言われ、野戦では他軍を圧倒するが、その分攻城戦等は不得手。主要産業は放牧あるいわ他国からの略奪である。
聖歴300~450年代の魔王マハーカーラの蹂躙の後の復興にイヴ・セカンドの庇護を受けたため中原高地の騎馬民族は全て機神信仰であり、それぞれの氏族に1体・対魔王用の守護機神が預けられている。
聖歴800年後半に中原高地を統一し大勢力となる(草原の覇者の呼称もここから)も、一角獣の森に手を出したため聖ファランギアとその同盟国(ローラン・ダマスタ・パルティア・フォルナム)との戦いになり、一方的に壊滅させられ各氏族はバラバラになり現在に至る。
■その他の地勢・伝承
・守

指導層の衣装
護機神と秘術
イヴ・セカンドによってもたらされたものは魔王に対する機神だけでなく錬金術の秘術もあった。各氏族に一つ秘伝のポーションの製作法だったり、とある奇石の製造法だったりしたが、16氏族も9氏族に減り技術の伝承も廃れ(戦乱、年月、止めにトゥラーンの統一による伝承者集積と壊滅による伝承者死亡)現在に残っているのは魔王を待って眠りについている守護機神のみと言われている。
■人物
【トクトミシュ】
種族:人間 性別:男 年齢:40歳
称号:トゥラーン氏族族長
血みどろの内紛を制して族長となった戦士。一族の富を増やすため他国に食指を伸ばそうとしている。
■首都:アラクシャー
■紋章:太陽の意匠化、光の線は8本(最初の16氏族にあわせて)と歯車
■政体:専制君主
■首長:ウォルギア・メフト・アラクシャー
■宗教:機神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・ファランギア語・ホータン語
■人口:約150万/人間4:聖霊2:獣人2:妖精1:その他1
■軍事:約2万
■主産業:農業、漁業、
■主資源:穀物、蛋白石(オパール)、真珠
■月道:無し/地の門(電脳都市ラピュータ)
〇紀元前500年頃、電脳都市ラピュータ(幽界)のセフィーロ側の入り口(交易都市)として建設される。
後に地の門、天の門の数が限られるてくる中、中原唯一の錬金術都市として発展し余り知られていないが、聖暦200年後半には時の王がカバラ帝国と呼称しゴナ砂漠周辺を統一し、いよいよ中原全土を掌握せんと動こうとした時に魔王が降臨し相争う言うになって衰退した。その後は他の氏族同様守護機神の力を借りて何とか生き残り現在に至る。
他の氏族と違い完全な定住民族で現在の国土はバルサイ湖周辺に限られている。

一般衣装イメージ
■その他の地勢・伝承
・バルサイ湖と守護機神ネーレイス
竜海に繋がるバルサイ湖とその周辺は、現在唯一正規に稼働している守護機神ナーレイスによって守護されている。全長50mを越える人魚型のこの機神は地の門の門番も兼ねているため起きていると思われるが、百十数年前に巫女(王家)と秘術をトゥラーンに持っていかれて以降それを確かめる術を失っている。
■主要都市
・転送都市アラクシャー(人口:13万)都市全体が地の門のための魔法陣となっている。
■人物
【ウォルギア・メフト・アラクシャー】
種族:人間 性別:男 年齢:35歳
称号:ホータン王国国王
元はホータン王国アラクシャー王家の三男で王位を継ぐ予定はなかった。冒険者(オーキー)として気ままに世界を旅していたが、突如ダーク族に拉致られて王位に(父王、兄王太子が相次いで死亡、次兄は病弱すぎる)着く羽目になった。そのためか正統な王家を戻そうという気持ちが強く、トゥラーンに拉致られ行方不明になったままのホータン王家の人間の足跡を改めて追わせている。
※この件はダーク族も手を貸している。ホータン王国が乱れるのを嫌った聖ファランギア公が彼を拉致って王位を継いでもらう交換条件として飲んだと見られる。
※オーキー時代の仲間はその後合流し、何人かはホータン王国の要職についている。
■首都:ウルク
■紋章:戦車と王冠
■政体:絶対王政
■首長:テル・レイラン
■宗教:幻神信仰・精霊信仰
■言語:交易共通語・シュメール(バビロニア)語・精霊語
■人口:約90万/聖霊4:人間3:妖精1:小人族1:その他1
■軍事:約1万
■主産業:農業、漁業、交易業(夜の帝国との中間貿易)
■主資源:穀物、金剛石(ダイヤモンド)、柘榴石(ガーネット)
■月道:無し/王祖の地には地の門があったはずだが、現在のウルクにあるかわ未確認。
〇聖ファランギアと並ぶ八聖王国に連なる古王国だが、こちらは本来の王祖であるギルガメッシュが王権を禅譲し隠遁生活に入ったたため(禅譲相手が能力優先で王家の分家の分家のため)本来の意味では直系とは言い難くなっている。
また、本来のウルクは現在のサラセン帝国内にあったはずで、魔王襲撃時に南方に逃れ現在の都市をウルクと改名し、その後は半ば鎖国状態(交易は行っているがウルクのみで港湾区から外に異国人は出れない)が現在まで続いている。

一般衣装イメージ
■その他の地勢・伝承
・王祖と予言者
王祖ギルガメッシュには千里眼と呼ばれる一種の予知能力のような力があり。彼の血を引く王家の一族には直系、分家関係なく、稀にそのような能力を持つ者が現れる。この力によって魔王による第一王都陥落を予言を受けたウルクの民は、これまた予言によって現在の地に移り住んだと言われている。
■主要都市
・ウルク(人口:18万)
■首都:イレム
■紋章:涙を溜めた単眼と正三角
■政体:絶対王政
■首長:滅びの瞳(フォーゲイザー)
■宗教:冥神信仰
■言語:交易共通語・ウルク語・サラセン語・古代語/アラビア
■人口:約550万/その他4:人間3:獣人3
■軍事:約6万
■主産業:農業、漁業、交易業、
■主資源:コーヒー豆、ナツメヤシ、乳香、塩、銅、石油、天然ガス
■月道:無し/
〇正体不明の第二真祖が治めるアラビア半島南端にある夜の国。南方の暗黒大陸にあるタイタス・メイルと共に”魔王クアールン”が治める真紅の帝国(マダガスカル島)を見張っていると言われている。
